戦え!ハイパー金属生命体

積んでしまった玩具の山を崩そう

11月の多々買い中間報告

アーススパークが始まってから月末だけでなく月の半ばにも攻勢をかけてくるTF玩具。比較的低価格帯とはいえ別に月末だけ玩具買ってるわけではない(むしろちょいちょいつまみ買いしてる分も結構でかい)ので、これも地味に財布にダメージがいくのですが、いかんせん遊びやすさという点で中々無視できない連中ではあるので、とりあえず買って触ってみてから判断するというのが小生のモットーなのである。

ていうかレビュー見るのと実際に触ってみるのとじゃ割と本気で天と地ほどの違いがあるので。

そんなわけで今月のアーススパーク分は以下の4点。

背面も

グリムロック、テランナイトシェード、スタースクリームショックウェーブ

いずれもDXクラスゆえ劇中のサイズ比についてはお察し。まあ今に始まったことじゃないけど。

 

オルトモード

日本放送版では(海外でも?)この4体全員が劇中未登場のキャラクターなのだが、オートボットが生物モチーフでディセプティコンが架空のビークルという。

 

ロボットモード

まずはデ軍から。

このスタースクリームショックウェーブは前作のアニメ「サイバーバース」シリーズで販売されたやつのリカラーで、パッケージのCG絵と見比べても全然似ていないのである。オプティマスは大幅なリデコを施されて(そのせいで腰の可動が死んだりしてるのだが)劇中に近づけられているのだが、こ奴らに至っては色だけ変えて出すというなかなかの豪胆さ。大胆不敵っぷり。

とはいえショックウェーブの方は国内でもアクションマスターとしてモール限定とはいえ発売されたが、スタースクリームの方は国内未導入で中々手に入りづらいということもあって、今回改めて安価なというか適正な値段で買えたことは素直にうれしい。

元々気にはなっていたのだが、大してコストをかけたわけでもないものを相場の倍の値段で輸入ショップから買うのも気が引けたので。

とはいえ、ぶっちゃけ今のところアーススパークの玩具で一番変形が面白くて可動面でも申し分ないのはこのスタスクだったりする。というか、これまでのスタースクリームの玩具の変形パターンから絶妙にずらしてきつつうまくまとまりを持たせているのが素晴らしい。特にキャノピーの収納に関しては、アースライズ版が実質的にヘケヘケの拡大版というシージ版からの劣化(といって差し支えなかろう)でキャノピーむき出しだったのに対して、このアーススパーク版はパターンこそ同じものの背面にありながらも翼部に組み込まれるような形(レガシーのスカイクェイクに近いか)になっており、中々秀逸である。

ショックウェーブの方はただのリカラーなのだが、ケーブルがクリア素材になっていて中々キレイで、こちらもただのリカラーに終わらない仕様変更が加えられている。

 

ボッツ

オートボット組はグリムロックとテランナイトシェード。

グリムロックの方はやはりサイバーバース版のリデコなのだが、デ軍と違って大幅な変更が加えられており劇中に(まだ登場してないけど)かなり近い見た目になっている。

また変形パターンもグリムロックとプライムドラゴトロンのミックスのような形になっているので従来のものとズラシが加えられている。ただ少し変形がタイトな部分がある。あと新規の頭のパーツなんだけど、耳がなんか半魚人みたいになってるけどいいのかそれで?

テランナイトシェードはおそらく完全新規。ゆえに中々力が入っており、シンプルながらダイナミックなパーツ移動の変形で中々面白い。モチーフもフクロウという珍しいオルトモードが採用されているのもポイントが高い。ほかにフクロウというとメタルスプロールぐらいしかいないだろうし。これといった不満もなく、ほどよいキャンディ塗装も好感触。惜しむらくは変形の都合で腰の可動がないことか。

 

というわけで中間報告なり。

アーススパークはこのDXクラスラインで出して欲しいキャラがほかにも結構いるので(メタルスタランスというかIDW版のデザインを踏襲したタランチュラスやらスィンドルやハードトップやらやら)、その辺もぜひ出して欲しいところ。

10月ゲツマツの多々買い

気づけば今年も残すところあと2か月。

まあ個人的には1年の始まりは春というか年度という認識があるので、スタートとゴールにいかんせんラグがあるので「もう一年経ったの?!」という感覚がほかの人に比べて相対的に薄い気はする。

 

ただまあ年末となると玩具界隈はクリスマス商戦やら年末年始のセールだとか、あるいはそれこそ年度末に畳みかけてくるとか色々あって、ガンガーはヒイヒイ言いながらお布施していくわけです。

 

特にTF界隈は今年は例年通りのジェネレーションラインに合わせ実写・新規アニメの3つのラインが登場し、しかも先行して発売日が公開されていたジェネ・実写(SS)ラインに食い込む形で突如現れたアーススパーク(と一部実写ライン)のおかげで金のやりくりが一挙に苦しくなってきたのであります。

 

そんな火車状態でも買ったものは開けて確かめねばなるまいというわけで開封の儀を行うわけでございます。

 

量的な問題と発売日のズレの問題から到着日が異なったため画像は別で撮り分けた。

てなわけでレッツラゴー。

 

ではまずビースト覚醒組から

・BCS-04 覚醒チェンジセット アーシー & チータ

オルトモード

ロボットモード

これ、今までの覚醒アーシーの中で一番出来がいいと思われる。

スタイルも劇中再現にしても可動にしても。劇中再現を謳うスタジオシリーズがあの体たらく(ほかキャラとサイズを合わせるため、というのもあってコアクラスなのである程度は仕方ないが)なのを考えると、簡易かつ簡素ながら地味に手首の可動を備えている。腰の可動がなかったり腿のロール軸(あるいは膝がボールジョイントではない)がないので限定的ではあるものの、マイクロン付きでこの値段と考えればまあ許容範囲ではあろう。どうせ投げ売りされるでしょうし、それを狙って買うのもよし。

 

・BCAS-05 覚醒チェンジアーマーセット オプティマスプライム & ライオンブレード

ロボットモード

オルトモード

装備状態

覚醒チェンジはアーマーを着こませる都合上、両肩の部分に5mm穴を設けなければならず、そのせいで肩幅が余計に広くなり性別問わずマッシブになるきらいがあるのだが、このオプティマスにしてもドスコイ体型である。変形機構自体はKDコアクラスをさらに簡易にした感じで面白みはないが、ほかの同シリーズに比べてボールジョイントが多用されている(アーシーにいたっては肘可動なかったりするし)ので、基本的な動作ができると言う意味ではポージングの幅は比較的広い。まあアーマー着こませたら上半身の可動ほぼ死ぬけど。

 

 

 

・BV-03 ボイジャークラス ライノックス

・BW-05 覚醒ウェポン エアレイザー

面倒なので二つ一気に紹介。

ロボットモード

オルトモード

オルトモードはメカ・サイ。実写版のビースト勢はもあはや擬態するつもりゼロでサイズもカーロボ組と同じだしメカメカしいしでその辺はもうDisguiseとはなのだが、まあ今さらいうことでもないのでそれはいい。

これまで発売されてきたビースト覚醒組の中ではこのライノックスが一番変形が面白くかつキングダム版のような面倒な手順がない(その分中は割とスカスカになりがち)上にパタパタ折りたたむ変形が気持ちよく、個人的にはビースト勢の中では暫定トップクラス。KD版では回転しなかったガトリングも回転するし。まあ10年前のコストカット隆盛の時期でさえ回転させてたのをオミットしたKD版がなんやねんという話なのだが。

 

ビースト勢はほかにBC-05 覚醒チェンジ スカージとBD-06 デラックスクラス ミラージュがいるのだが、前者はSSの超簡易縮小版と言う感じでEZコレクションなんかと合わせると良いねと言う程度で画像は割愛。後者は未購入。買いそびれて面倒になったので値崩れするか微妙ですが安くなったら買おうかな…。

 

さてお次はアーススパークシリーズ
・ESD-01 DX オプティマスプライム
・ESD-02 DX メガトロン
アーススパークはパッケージおよび塗装、というか仕様が全体的に変更が加えられているので(本体の改修などはないけど)、パッケージ含めて紹介。

 

・ESD-03 DX バンブルビー
・ESD-04 DX テランツウィッチ

 

説明書

説明書が日本語なのもなんだかTFシリーズでは久々な気がする。いやマスターピースとかは日本語表記なんだけど、MPG以外は買ってないしあれも色々と不満点が多すぎて結局開けてないし。

 

オルトモード

ロボットモード

……思ったより動かねぇ!

サイバーバースと同じ感じだろうな、と思ったら腰が動かねぇ!メガトロンに至っては手首可動もオミット!

いや、これはちょっとショックですな。オプティマスはサイババの一部流用だったのは事前に知っていたのですが、ビークルがボンネット型に変更になりその部分を背面に固定するために腰の可動が死んでしまうという。

メガトロンはこのクラスでそれ仕込むのかという、同体スライド式なのですが、まあ面白いと言えば面白いけど別にそれする必要ないんじゃないかなぁ。スライド式は摩耗するし力こめないといけないからプラスチックに負荷かかるからあまり好きじゃないんですよねぇ。腕のローター部分も固定できないのどうなのよ?

 

続いてビーとツウィッチ

リーダー格二人に比べると格段に遊びやすい。バンブルビーはやはり腰の可動がないのが残念なのだが、腕の収納の仕方などは地味にこれまでないパターンで、スカスカであるがゆえの収納方法でちょっと感心した。あとガワの折り畳みが綺麗にできるのも好印象。ツウィッチはさすがに今回のバディ枠の一人ということもあってほかキャラよりも力が入っていると思われ、腰の可動もしっかり入っているほかクリアパーツも使われている。おしむらくはサイズがでかすぎてミクロマンとかとじゃないと並べづらいということかな。

 

 

つづいて今回から初めて発売となったスタジオシリーズのサブライン、スタジオシリーズ ゲーマーエディションこと「SS GEシリーズ」

 

・SS GE-02 バンブルビー

・SS GE-03 ディセプティコンバリケード

ロボットモード

新ギミックとして劇中再現のため腕を外して武器を差し込める仕様に。

オルトモード

え~先にこいつらを紹介したのは出来が悪いから、ですな。

極端に悪い、というわけではないのですが……いややっぱ悪いかな。まずGEの仕様というかウリ?の腕の差し替えは劇中再現のためとはいえ外した腕を持て余すし、そもそもそんな極端に武器小さくなかっただろうと。それこそSSニューバンブルビーのように覆いかぶせるようにした方が良かったんじゃないの?しかもこの仕様のせいで武器がほかのシリーズに流用できないから拡張性に乏しいし。

これはGE全体に言えることですが、このB&B組はともかく完成度が低い。

バンブルビーは変形の過程でプラスチックの弾性に頼った部分が多く、そのせいで変形させるたびにプラスチックが削れて細かいプラスチックが卓上に散らばるんですけど。ナニコレ?しかもなかなかツライチにならないし。肩回りの変形とかマジでストレスかかりまくりですよ。足首の可動もないし。はっきりいって10年以上前のユナイテッド版の下位互換でしかないと思いますね。あっちはあっちで足が長すぎるとかそういう問題はあるにせよ。

で、バリケードは変形自体はバンブルビーのようなストレスかつ無茶変形はないんですけど、ともかく詰めが甘い。手首回りの袖はどう考えても本体側のようにやれたでしょ。あと足の処理の仕方が信じられないほど雑。板一枚って感じで足首の可動もない上に踵に相当する部分がないので前傾姿勢にしないと後ろに倒れます。全体的にプラスチックの量が多い上に大半が背面部に集中してるので。あと可動域狭すぎ。単純な可動範囲もですがパーツの干渉が多くて中々動きが付けられない。初の立体化でこの体たらくとか泣けてきますね。

ただロボットモードの背中の情報量の多さ(まあビークルの背部そのまま持ってきてるだけなんだけど)は、総じておざなりだったり側をいかにたためるかという処理になりがちなノーマルブランドTFの中でこういう気をまわしてくれるのは嬉しい。まあそれだけなんだけど。

バンブルビーは正直もう論外だけどバリケードに関してはもしアップグレードキットが出てくれるなら、改善具合の程度にもよりますが金出してもいいかな。今んとこオプティマスだけだけど。


で、話題が出たところで今月の大本命

 


・SS GE-01 オプティマスプライム
ロボットモード

オルトモード(サイズ比較用のヘッドマスター)

傑作じゃありませんか。今月の中では間違いなくベスト。

ていうかオプティマスがこんだけでき良いのにB&Bはどうしてああなった?というくらいにはこいつは中々の傑作。正直、触るまでは「劇中再現とはいえ横幅ありすぎじゃね?」とか「ほかのオプティマスたちと並べるには頭小さすぎるし背が低いしなぁ」とか「肉抜き目立つなぁ…ビークルの背面も手が丸見えじゃん」とかモヤモヤした部分があったんですが、実際に触ってみたらそんなことどうでもよくなるくらい良かった。

ぶっちゃけ、既存の「コンボイ」なオプティマス連中は進化の袋小路というか、もはや変形パターンが完成されてしまっていてどれを触ってもだいたい同じでマイナーチェンジやアレンジがどうなるかという感じだと思うのだけれど、このSS GEのWFCオプティマスはそのトラック型のオプティマスとは違う上に、ダイナミックなパーツ移動もあり、こんな体型なのに可動も申し分ないのだ。上手くパーツを逃がせば膝立ちも余裕だし。何せゲーム本編では細かいパーツが常にガチャガチャ動いているので、そういう流動的な感じを想起させるのでむしろアリなのだ、個人的には。

より完成度を高めるためのアドオンという選択肢も確かに入れたくなる出来栄え。今月一つ買うならこれがマストバイ。

 

ではお次はレガシー

・TL-43 ビーチコンバー&パラダイスパラキート
・TL-44 オートボットデフコン

ロボットモード

オルトモード

デフコンはブラーのリデコながら、特徴的な体型を上手く再現できていると思う。ビーチコはタイタンズリターン版の拡大版と言った印象なのだが、タイヤが軟質パーツになっているというちょっと豪華な仕様。なのだが、すでにちょっとべたつきがあったり、そもそもゴムは経年劣化しやすいのではっきり言って「余計」。

しかもこの二体、どうもSNSを覗いていると初期不良の個体が散見されるらしい。幸いなことにうちの個体は特に問題ないのだが、まあ確かにデフコンなんかはプラスチックの質感がややチープだし、というのはある。しかし商品名に入れるほどのものとは思えないパラダイスモスキート。いやゴールデンラグーンの回は自分も好きだけど、ゴム製なのはどうなのよ。

 

・TL-45 アクセルグリース
・TL-46 ネメシスレオプライム
・TL-47 メガトロン(アルマダユニバース)

 

ネメレオはやっぱ黒くなっただけでもかっこいいな、と。アクセルグリースはスクラップフックのリデコですが付属品が向こうよりも汎用性高そうでグッド。

アルマダメガトロンに関してはなんというか、可もなく不可もなく。予想を超える面白さもなければ予想を下回る残念さもなく、当初の予想通り「まあこんなもんでしょうな」から良くも悪くもはみ出ない。まあ砲塔の先端と角が軟質パーツなのは悪い意味ではみ出た感じはあるが。方の処理の仕方に関しては事前に知っていたからというのはあるけどもっとやりようがあったとは思う。レーザーオプティマスのときでさえ結構もやもやするものがあったのだが、そちらからさらに退化したような印象だ。

こいつらみたいな肩にでかいのがある連中の理想的な処理の仕方ってエヴァンゲリオンの近年のアクションフィギュアとか食玩の処理の仕方がベストなんじゃないかと思うんですが、まあ変形フィギュアと非変形のを比べるのもあれか。

 

BWVS-03 瞬速の対決/ビーストウォーズアゲインやコアクラスも買ってはいるのだけど、前者は正直たんなる色替えでしかないし、ワスピはともかくチーターはあんま褒められた出来じゃないのでいいかなと。

コアクラスのダイノボッツたちは全員揃ったら改めて、という感じで。

てなわけで10月分はここまでに。

遅ればせながら9月の多々買い

10月の中旬になってようやっと到着するという。9月末の買い物。通例通りTFのみ。今回はコアクラスの開封は割愛。

 

あとキャンドゥにこんなのが売ってたので買ってみた。

通常商品の10倍のお値段なので決して安いわけではないし、ぶっちゃけ小さいのであまり実用性ないんじゃないかと思いつつ撮影スペースが1セットになっているというのでちょっと試しに買ってみたので、今回はこれを使ってみる。

 

トランスフォーマー レガシー エヴォリューション「TL - 40 ツインキャスト」

パッケージはこんな感じ。まあいつもの、ですな。

撮影スペースも観た通りで、ボイジャークラスのパッケージを収めるのでもうギリギリ。シート敷き忘れてるし。

 

ロボットモード

キングダムのブロードキャストのリカラーなのでこれと言った新鮮味はなし。というかツインキャストが通常ラインに入ってきていいのか。今までツインキャストのリメイクってほとんどなかったと思うのだが、限定でもなく通常ラインナップで拾ってくるのは謎。まあぶっちゃけ、こっちよりも付属のリワインド目当ての人に買わせるためということなのだろう。シージのサウンドウェーブみたいにカセットボットだけ別売りにすりゃいいのにわざわざこういう売り方するっていうのがもうね。

まあこうでもしないとツイキャスなんて出ないだろうからいいんだけど。

 

ということで本命のリワインド

相変らずの謎クリアカラー。劣化時の割れが怖いからクリアパーツ多用されると怖いんだけどなぁ…5mm径あるからこうして武器を持たせたりできるプレイバリュー自体はいいんだけど、だとしたらなおさらクリアパーツだと白化目立つでしょうが。

 

オルトモード

ラジカセに変形。余った武器はてきとうな穴に差しておく。こちらも目新しさは特になし。ただ色が色だけに「サウンドウェーブに擬態したブロードキャスト(ツインキャスト)」みたいに見えなくもない。

 

お次はトランスフォーマー レガシー エヴォリューション「セネタークロスカット

限りなくだれおま案件なキャラ。元は2002年に発売されたトランスフォーマー/サイバトロン大使という役職のキャラクター。最近になってMPも発売されたキャラで、そちらのバイオには詳しいキャラ設定が記載されているのですが、セネターというだけあって評議員キャラ。G1連中に比べると比較的若いキャラクターではありますな。物としてはスキッズのリデコのダイアバーンアウトのリカラー。同型機としてはリブーストがおるのですが、そちらは今のところMPのみでレガシーでの予定はなし。まあぶっちゃけそこまで擦り倒すものでもないしね…。

 

オルトモード

あとこの型全般に言えるんだけどツライチにならない。ルーフの接続がいまいちぴったりにならないんだけど変形手順が間違ってるのかね。

 

レガシーエヴォリューション クラッシュバー

またしてもだれおま案件。こいつに関しては今回がメディア初登場(のはず)なのでマジで新キャラ。ツイキャスもセネクロもリカラー・リデコなのでここにきてようやく新規の手触り。

タカトミの公式サイトによると「クラッシュバーはオートバイに変形する一般的なジャンキオン。しかし、進化したジャンキオンである彼は、ボディを複数のパーツに分離させ、仲間のジャンキオンと合体して新たなビークル形態を構成したり、武装パーツとして合体し他のトランスフォーマーをパワーアップさせる事ができます。」とのこと。進化したジャンキオンってのがよくわからないけど、まあ玩具的にはウェポナイザー的なアレ。

アシンメトリーなデザインが中々素敵。情報量が多いので錯覚しがちなのですが、こいつはDXクラスの中でも比較的小さめ。

 

オルトモード

世紀末バイク。今までのバイク型とはまた違った変形パターンで、ウェポナイザー的立ち位置ではあるもののパイプや武器になる部分を除けば完全変形可能なキャラ。その辺はすでにジャンキオンのニューフェイスとして先発しているスクラップフックと同様。

ウェポナイザーやフォッシライザーのような割り切りもありだとは思いますが、やっぱりTFは変形してなんぼなところがあるので完全変形してくれるのは嬉しい。

 

てなわけでスクラップフックと

ちなみに、スクラップフックとの合わせ技謎ビークルモードについての記載がクラッシュバーの説明書にされておりました。海外の先行レビューで見知っていたのだけれど、これ公式だったんかい。

 

ってことでやってみた。

謎過ぎる。デザイン自体もそうだけど保持力的にも不安定。特に固定されるとかではなく5mmに差し込むだけなので。というか5mm差し込み型ってものによってキツキツだったりスカスカだったりするので、武装として扱うならともかく合体させるのには向いてないと思うんですけどね。

 

ニコイチ

というわけでパーツが余らないように全部足してみた。4本腕に2本背中からなんか生えてる感。

クラッシュバーのマフラー二つを使って両キャラの背中の5mm穴二つを接続しているのでこう見えて保持力は結構ある。ただ背負られてるスクラップフックの胴体部分が特に固定されないのでパカパカする。

ただ結構いい感じな気はする。

 

スタジオシリーズ ダイノボットスナール

今回の大本命。まずでかい。スペースギリギリ。リーダークラスだけあってそのボリュームはさすがといったところ。レガシーのリーダークラスよりもみっちりしている気がする。まあダイノボットなんででかくあってもらわなきゃ困るんだけど。

剣が軟質パーツなのですが、かなり固めの軟質パーツなのでヘタることはなさそう。何気に塗装されているのは珍しい。おそらく安全基準の問題で背びれが軟質パーツなので、それに合わせてってことなのでしょう。

 

オルトモード

ステゴサウルスに変形。こっちもでかぁい!

ヘンケイも結構凝っていてなかなか楽しい。尻尾の位置だけ「え、これでいいの?」ってなるんだけど、それ以外はぴっちりかっちりしてるし、スラージのお腹のスカスカも今回は比較的解消されていてその辺も進歩を感じる。

ていうかSSのダイノボットは基本的に設計自体にハズレがないんで(関節ゆるゆるという問題はあったが)この調子で最後まで出し切って欲しいところ。

 

 

ビーストウォーズアゲイン 頑強の対決

こちらも基本的には単なるリカラーのセット。ライノックスとスコルポノックを当時品のカラーにしたもの。

 

ライノックス ロボットモード

キングダムの時に一度触って以降は特に触っていなかったので「こんなに変形複雑だったっけ?」と一瞬とまどったり。特に足回りは結構複雑な処理をしていて、その割にあんまりかっちり感がなくて驚いた。スリリング(ジェネレーションズ)版の方がいいんじゃないの?と思わなくもなかったり。武器でかいし回るし、あっち。

 

スコルポノック ロボットモード

ウーンこいつに関しては割とマジであんまり変化が見られない。気もする。頭の色は明確に違いますけど。そもそもの型が小ぶりだしスカスカだしで良いものではない。とはいえビーストモードの再限度はぴか一なので、これに関しては割り切った怪作と受け取るのがベター。

 

ということでアップグレードキットを付け足してみる。

正直言われないと分からないと思うのだが、しっぽの先端を大きくし、太ももの延長および下腹部の隙間を埋めつつ同体の延長。これのおかげでスタイルがかなり洗練された。

 

 

こうして並べて観ると結構その変化が分かりやすいかも。

 

 

以上。9月発売分でした。

今回はコアクラス含めると実質的な新規金型のキャラ2体だけ!

ほかはリカラーやリデコだけというのがなんともはやカラバリ商法極まれりという感じ。別にそれが悪いってわけではないんですけど、どうしても穴埋め感が。

まあそれでも新規二つの満足度が充実していたので無問題ですが。

7月・8月ゲツマツの多々買い

7月はものが少なかったのとビースト覚醒本編への準備?などもあって記事を更新してなかったので、今回は2ヶ月分まとめて開封確認!

 

まずは7月分

ビースト覚醒のスタジオシリーズ3体。

 

オルトモードまとめて

これといって目新しい変形パターンなどはなく、全体的に「こんな感じか」という印象。

フリーザーはほかにもオルトモードがあるんだけれど、あんま違いがないので割愛。てかエアレイザーのキングダム版からのマイナーチェンジ(ちょい劣化)が悲しい。これならメインライの方がまだ全然楽しいな。

 

アーシーは大体1/24くらいなのでヘキサギアなんかと相性がいい気がする。

 

以上。

 

8月

今月は結構大量に、というかでかいのとちゅうくらいのが結構多め。

 

コアクラス グリムロック

ロボットモードのスタイルは若干デフォルメが効いた感じですけど割とオリジナルに忠実と言えば忠実な感じ。

 

可動については肘が動かない以外はコアクラスの標準並み。

 

 

オルトモードはメカティラノ(旧説版)

首の横のボールジョイント部分がこぶみたいでちょっとキモイ気がするけどそれ以外はグリミィしてて良い。

 

手元のコアクラスと並べてみる。やはりダイノボットはほかのTFよりも大きくあって欲しいのでダイノボットをコアクラスで揃えるとほかのキャラクターはマイクロンくらいがちょうどいい気がするなぁ。

 

不完全合体

とりあえずそろったダイノボットで合体。でかいけど小さい感じ。

 

グリムロックは2体購入してたので両足につかってみたのですが、そのままだと右足として使うにはちょっと厳しい感じ。合体時の足の接続軸が中央ではなく左よりにあるので右足として使う場合はそのままだと干渉してしまうので後ろ向きにしないとだめなんですな。ロボマスのスターセイバーとは良い感じのサイズ感。

 

 

デラックスクラス シャープネル

可動は標準。

 

エヴォフュージョン。初弾はクリアパーツを使っていてエナジョンウェポンオマージュをしてくれるのかなと思ったんですけど特にそんなことはなかったぜ。

 

オルトモード

これだけ見るとちょっと何モチーフかわかりづらいですがクワガタです。まあハサミが辛うじてそれと分かるんですが、ボディ部分は結構そのままで箱感強い。

 

 

デラックスクラス アニメイテッドユニバース プロール

かっこいい。アニメイテッド本家はほとんど触ったことがなかったのですがジェネ系のアレンジによって細身のデザインからメリハリの付いたシルエットに。

 

可動も優秀。首がBJ接続なので上もむけますし、股関節回りに干渉する部分がないので立膝も疑似的ですが違和感なくできる。

 

 

ビークルも結構纏まりがいいんですが、個体差なのかパーツのかみ合わせがちょっとつらい。といってもめっちゃストレスかかるという感じでもなし。

 

 

ボイジャークラス メタルホーク

サイクロナスのリデコ。マスターフォース本編からするとちょっとパンプアップしすぎでは、と思うのですがこれはこれで悪くないかなーと思ったり。まあタイタンズリターン版を持っているので余計にそう感じるというのもあるのかもしれませんが、パーツ配置自体はこっちのほうがオリジナルに近いか。

 

オルトモードは謎ジェット。サイクロナスとシルエットが結構違うのが驚き。リデコでここまでなるものなのだなと。

 

 

リーダークラス プライムユニバース スカイクエイク

オルトモードで梱包されていたのでオルトから。

プライムユニバースといいつつG1のデザインも取り込んでいるらしい。ただG1の方はあまり知らないので、ジェネアレンジとしてそのまま受け入れてしまう自分。

 

ドッキング

でそのG1のネタとしてプレデターと呼ばれるジェット機のメンバーがいて、そいつらと合体できるという機構も再現。ただこの辺がちょっとシビアというかきつめなので白化しそうな気が。

ぶっちゃけ乗っただけなんであんまかっこよくもないしこの状態にすることはほとんどないだろうから構わんのですが。

 

 

ロボットモード

カッコいい。なんか普通にかっこいいぞ。色味とスタイルのせいでタンクっぽい役割を振られそうな感じのロボットだけどこのまま主役張っていいと思うんだよなーこいつ。

プライム本編だと悲惨な目に合ってるけど。

 

 

こいつも可動がかなり優秀で変形機構を利用した前屈可動があるのでいわゆるスーパーヒーロー着地ポーズが可能。

 

プライムユニバース勢と

なんかこうしてみるとスカイクエイクが一番元のデザインに忠実な感じ。ノックアウトはリデコなせいでちょっとむっちりしすぎなのがなぁ。

 

 

付属の武器が小さいのでエネルゴンウェポンも持たせてみた。いいじゃん。

 

 

 

スタジオシリーズ ボイジャークラス チータ

うーん……超微妙。そもそも本編での活躍もそこまでで「こんなんだっけ?」という印象が。あとなんかほかのSSに比べると全体的にモールドがのっぺりしてるのと成型色のせいでメインラインぽい感じに。

 

ビーストモードのまとまりは良い感じ。ただ前足の可動域が付け根固定なのでポージングは苦手。

 

 

 

スタジオシリーズ リーダークラス スカージ

中々にスタイリッシュ。本編見ると首の太さとか肩回りのデザインとか腕とか気になるけど、これはこれとして全然アリ。むしろ異形感がアップしていて悪くないと思える。ちなみに肩のパーツは本来は水平にするのが正しいのですがこちらの方が映画本編に近いと思ってるのでこれで据え置き。

 

 

こいつも可動は中々優秀。手首の回転はエッジのギミックもあってオミットされてますが、それ以外は総じて優秀。

 

左腕を差し替えてロックバスター的な武器に。

 

オルトモードはベイバースのオプティマスと同型機とのこと。スカージといえば、という小ネタでもあるのかな。変形に関しては中々面白いのですが結構タイトな部分があるので外れやすいパーツがあってそこがストレスになるかも。とはいえ海外版だとピン打ちされていたせいで破損報告もあるらしく、どうしてもテンションがかかる部分なので仕方ないのかなと。

 

三バカトリオ

ナイトバードはメインラインなので他と並べるとちょっと浮くかな、と思ったけどそうでもないかな? ssナイトバードもなんかリデコっぽい感じだったんですがどうなるのだろうか。

しかしバトルトラップの完成度の高さ半端ないな。

 

ビーストウォーズアゲイン 恒久ビーストの対決

パッケージがジェネレーションセレクト(日本版)ぽい感じで中々凝ってます。

まさかのリバーシブル。

 

この段ボールボックス形式、海外のジェネセレだとシールで開け口を固定していて、それがデザインナイフとかでも切り目がジャギジャギになるのですが今回のは日本オリジナルということもあってか特にシールが張り付けてたりはされていない。

その辺の気の利き方がやっぱり日本しぐさなのだなぁとこういう細かいとこで感じたり。

 

 

ボックスの中身は旧玩具のパッケージをイメージしたものに。ただしプラのウィンドウはありません。

 

 

メガトロンとそのバリエーションたち。

T-REXに関しては唇の上に銀色塗装で歯を表現していて近くで観ると結構無理があるんですが、今回はちゃんと歯が造形されておるのです。↓

 

こうしてみると印象が結構ちがいますね。やはり見覚えのあるのは右のメガトロン。

 

プライマル

一番左が今回のセットのプライマルなんですが、キングダム版と比べるとマットな色合いで高級感があります。ネトフリ版は出すの面倒だったので割愛。

ビーストモードは取り忘れたのであきらめた。

 

というわけで動作確認終了。今回は特に不具合などはなくて良かったどす。

個人的にはスカイクエイクが今回のアタリ枠。変形もなかなか凝っていながらそこまでシビアな部分はなく、可動とデザインも優秀。

逆にSSチーターに関してはビーストモードは悪くないんですがいかんせんロボットモードの下半身のエッジの甘さとか変形の退屈さ、成型色の安っぽさなどもあって「これがスタジオシリーズ?」とちょっと首をひねりたくなる出来でした。

オリジナルでは人気キャラだけにビースト覚醒でも活躍するのかなーと思ったんですけど、そうでもなく、玩具に関してもちょっとイマイチな出来かなと。

 

 

7月の多々買い中間報告

というわけで動作チェックをかねて着弾したものを開封

覚醒ゴリラはまだ届かない(Konozama)ので後回しに。

今回はさくさくいきませう。

 

覚醒チェンジ ミラージュ

塗装は最低限でいかにも低価格帯の玩具といった趣。実際に低価格ではあるのですが、それでも1.5k。こんなこと書いても詮無い事なんですが。実写一作目の通常DXクラスの実売価格と大差ないくらいなんですよね…

 

サイズとしては標準的なスカウトクラスより気持ち大きいくらい。メインラインのオプティマスなんかと合わせるといいかもしれない。

 

 

ロボットモード

似ても似つかない見た目。まあ例の如くデザインの初期段階のものなのでしょうな。

 

ロボットモードでもだいたい同じくらいのサイズ。

 

ギミック

左腕の肘に相当する位置(肘の関節自体があるわけではない)を軸に武装を展開。バンブルビーと同様のギミックですが腕が逆ですな。

とても質素に流してしまっていますが、今回触った中では、このミラージュが個人的に唸らされた。というのも思った以上に変形にひねりが加えられていたので。もちろん、基本的には観たまんまなんだけど。

 

 

覚醒チェンジアーマーセット スカージ&スコルポノック

こちらも簡易変形シリーズで本体にアーマーとなるビーストが付属するもの。

前身としてはサイバーバースのものになるのだろうか。

 

可動は変形に用いる部分だけの必要最低限な感じ。膝前後可動、股関節、両肩のみ。

 

装着

正直、前回のバンブルビーとアーシーは本体のおそまつさだけでなくアーマーのビーストの接続方式も「横かよ?」というなんじゃこりゃな感じだったのだが、今回はビーストの顔が胸部に来るというオーソドックスでオーセンティックなデザイン。こういうのでいいんだけど、なぜデ軍にこういう配置を。

 

ビークルモード

トラック

PCCのハッファーと比較

PCCの本体部分は大体スカウト~小さいDXクラスくらいなので、サイズ自体はそれよりも気持ち大きいくらい。だのでレジェンドクラスと合わせるとよさげ。

 

同じく簡易変形組のガルバトロンと。

元ネタ的にはスカージもガルバトロンユニクロンの眷属ということなので並べて観たのだけれど、こうしてみるとガルバトロンの方は簡易変形ながらビークルモードのまとまりはダンチ。

三体同時。

 

 

ちなみにザラス限定のスコルポノックと並べるとこんな感じに。サイズだけでいえばDXクラス相当。とはいえどちらもスカスカだしプラスチックの質感も安っぽい。別に悪い玩具というわけではないけど。

 

覚醒チェンジセット ホイルジャック&ライノックス

こちらはすでにプライマルとプライムが出ているのだけど、個人的にこのシリーズが一番プレイバリュー高い気がする。というか遊びやすさか。

 

チープと言えばチープだけれど、スカウトクラスよりも一回りでかいDXクラス相当なのでこんな感じで並べると結構しっくりくる。

可動部分も多めで足首と手首以外は可動する。膝上に可動軸があるので若干立膝は難しいけれど腰が回るのと変形機構のおかげで膝は疑似的な二重関節になっているので工夫すればそれっぽく見える。

 

ビークルモード

最後の騎士王でネームドのモブ「ドレッドボット」と同じメーカー、フォルクスワーゲンのボックスカー(?)

サイズ比較

ミラージュがでかすぎるけど標準的なスカウトクラスと並べるとやはりしくりくる。

 

多分ヘッドマスターあたりのミニフィギュアがぴったりなのだろう。

 

お次もホイルジャック。 メインライン「DXクラス ホイルジャック

 

ビークルモード

クリアパーツを使っていたり変形も凝っていたり、流石にチェンジセットよりもディティールが緻密。

 

比較

 

サイズ自体はほぼ同じ。変形機構も似ているところはあるけれど、メインラインの方がやはり細かいので実写の情報量に近いの当然ながらこちら。でも背中のパーツが落ち着かなかったりなんとなくプラプラする感じもあって、そういう意味でもやっぱりチェンジセットの方が触りやすい。

 

 

DXクラス ナイトバード

近年の、というか実写初期から車のフロント部が胸に配置されるキャラクターの多くは大なり小なりその形状を劇中に近づけるために工夫が凝らされるのだけれど、これに関してはババーンとそのまま。どちらかというとジェネレーションズ系に近い。

というかゲームの雑魚キャラとして大量に出てきても違和感ない。

 

可動

可動は比較的優秀というか、例の如く足首以外は可動します。ただ腿のサイドに配置されるパーツが干渉するので腰を動かすのは苦手。

ビークルモード

たしか日産GT-Rですが、御覧の通りウィングが剣をそのまま置いた感じになっていたり(この工夫自体はグッド)結構無茶な部分が見られるけれどかなり似ている。

メインラインで

ナイトバード小さ!いやホイルジャックも小さいけど高さがあるからごまかしがきくけれど、ナイトバードの小ささはほとんどスカウトクラス相当でかなり小柄。

 

覚醒ウェポン

特典のバーニングチーターとゴリラ(オイ

ウェポンモード

チーター型自体先行品と同じ。ゴリラの方は一番武器としてのまとまりがあるのではないだろうか。ていうかヒラキとかペニスブラストとか同体真っ二つ系があまりにも大胆すぎるだけで本来こういうのが理想だよなぁ

 

自走砲ぽく

 

メインラインのプライマルに持たせてみた。

やはりというか、めちゃ似合う。まあ手持ち銃を使ってる印象薄いんですけどね、プライマルは。

 

プライムと

こちらは色味も相まって中々良い組み合わせではないだろうか。

 

本日のデカブツ「ビーストパワー オプティマスプライム

いわゆる大味のサウンド&ライトギミックを搭載した変形モデル。簡易、と書くとかなり語弊があるのですが、可動域は下半身はほぼないのでアクションフィギュアとしてというよりもやはり玩具としての側面を全面的に押し出したシリーズ。

自分は武器目当てだったんですが、やはり光って音が鳴るというのはいいものだ。これは本国からのものなのでサウンドで流れるボイスはピーター・カレンのもの。玄田のものも待たれる。

ビーストパワーモード

ライオンの顔が胸から突き出て爪が展開…してねぇ!させわすれてますね、はい。

 

ビークルモード

8輪トラックて中々ないと思うんだけど、ビークル時のカタマリ感がすごい。

 

メインラインナイトバードと並べるとこんな感じ。

 

以上開封の儀。今回は特に不具合のあるものもなくサポセン送りにするものもなかった。まあ明らかにいつもより生産・出荷数が多いシリーズなのでこれで生産ラインに不具合があったりしたら大問題なのだが、割と不良品に遭遇する確率が高いのでビビっているのですよな。

 

あとは覚醒ゴリラが届くのを待つばかりなのだが、いつになったら来るんだよ?普通に店頭で買っておけばよかったとTwitterを観て思ってしまった。

 

 

JUNEは控えめ月末買い出し

今月は比較的控えめ。だと思ったのだがだいぶ前に予約したのを忘れて、それらを別々のショップで買っていたため別々で発送されるという罠。そういうわけで実のところ全然控えめじゃなかったりする。

というか、このブログでは触れてないけどダイアクロンが入ってくると途端に金額が跳ね上がるんですよな。企画始まった当初はもっと弄りやすくて安価(といっても最低でもDXクラスくらいはあるが)なものも結構出してたのだが。

あとビースト覚醒のメインラインの発送がまだなのだがTwitterを覗いてみると足首がゆるいというのがかなり指摘されており今から戦々恐々している。

それはさておき、先に着弾したものから随時レビューしていくが、記事としてはまとめて一つにする。

 

というわけで真っ先に届いたのは「スタジオシリーズ」のこいつらだ!

 

さていよいよ国内でもスタジオシリーズでいよいよビースト覚醒のメンツがラインナップ。初弾は主人公格の我らが「SS - 103 バンブルビー」、そして先行レビューの時点で約束された傑作として自分の中で期待値爆上げだった「SS - 104 バトルトラップ」

余談だが、本国ではこのバンブルビーがSSのナンバリングの100を飾っていて、難波リグ1のベイ版クラシックカマロのバンブルビーをキリバン対応させていたのだが、国内では少しずれて100を飾ったのは「ザ・フォーレン」となった。まあ一応二作目のボスキャラではあるし、ベイ版のデ軍の中じゃ(描写はともかく)一番強いだろうからギリギリ体裁を保っているとはいえるのだが、いかんせんパッとしない気もする。

 

閑話休題

 

パッケージ裏

バンブルビーの説明の方には劇中のストーリーに関することは触れられていないが、バトルトラップの方は言及されいる。だからなんだという話だが。

 

梱包状態

はい。バトルトラップの方はいないわけじゃなくて段ボール板の向こう側におるのですな。ブリスターを廃止してからこの形式になったのだが、まあ個人的にはそこまで気にはならない。というかブラインドになった時点で店頭で個体を選ぶこととかできなくなった時点でシュレディンガーの猫状態だし。

 

本体取り出し。

スタジオシリーズということで背景ボードが付属。まあこの背景使うことはほとんどないんだけど、サイズ的に難しいし。ただコアクラス~EZあたりなら二体くらいは収まるし小物と合わせるのは良さげ。

 

バンブルビー ビークルモード

オールドタイプのシボレーカマロにオフロードチューンを施したビークル。ぱっと見はベイ版のリデコのようにみえるが、ほぼ新規。

 

こうして並べると違いがわかるが、車輪の大型化に伴い車高が高くなり、それに合わせて幅も若干広がっているため全体のパーツの調整が施されておりサイズ差が生じている。

 

歴代バンブルビー

リブート版の連中をとりあえず片っ端から並べる。実は全員色味が違うのだが、今回のはレモンイエロー味が強い。てかPF版の白さが目立つ…。

 

お次はバトルトラップ

はいかっこいい。スタイルがとてもよく、足回りの可動も優秀なのでポーズが映える。惜しむらくは手首の可動がないことか

 

ただ、上半身でっかちな面もあるため、こうやって立膝ポーズばかりになってしまいがちで、というのも

かように、胸部が張り出しているため、正面に手を伸ばすポーズをすると腕が短く見えてしまい、結果として角度をつけたり立膝にしてごまかしの効くアングルに限定されがちだからだ。単純に自分のセンスのなさともいえるが。

 

ビークルモード

GMCのピックアップトラック レッカー車。ということなのでアイアンハイドと同系統ではあるのだが、もちろん車種は違う。

 

バンブルビー

ロボットモードだとかなりの身長差があったが、ビークルモードだと思ったよりも差がないというのが恐ろしい。バトルトラップの変形自体はそこまで難しいものではいのだが、折り畳み変形によって内部に脚部が収納されていることもあってその分で身長差ができやすいのだろう。

 

ということで名前が出たのでアイアンハイドと比べてみる。アドオンによって足首の横角が追加されているが、やはり腰が回らないのは今の眼で見ると辛い。ただでさえ上半身は窮屈なので。

 

最後に一枚ぱしゃり。

実は初期のトレーラー以外は情報遮断のために観ていないのだが、まあぶっちゃけそれ以外でネタバレ色々喰らってるので観ても問題はないと思うのだが、ちょっと迷うところだ。

実写1作目は本当に前知識何もなしで観に行ってあの映像に圧倒された身としては、もはやあの衝撃を体感することは叶わないのだけれど、やはりどこかであれに近い体験をTFに求めている自分がいますな。まあ今年のベストは間違いなく「アクロス・ザ・スパイダーバース」だけど。

 

で、それはさておきメインラインも届いたのでそちらをば

すごいどうでもいいんだが商品名に「ボイジャークラス」って今までついてなかったような。これはあれか、明らかにダウンサイジングしていてDXクラスとも勘違いされないように「ボイジャーです!ボイジャークラスです!」と言い張るためなのだろうか。実際問題、メインラインはスタジオシリーズに比べてサイズはダウンしているのに値段は同クラスよりも割高だったりするんですよね、何故か国内では。

 

パッケージ裏

これといった説明はなし。残念。

 

ではまずオプティマスプライムから

オプティマスプライム比較

既製品リブート版オプティマスとの比較は散々されているのであえてベイ版のオプティマスと並べてみる。クラシックオプティマスは何気にマスクオフだったりで今でも手元に残しておいてる傑作なのですが、それでもコストカットゆえの軽さを感じていたのですが今回のオプはそれにもまして小さい。

 

ビークルモードでも

うーむ小さい。

 

 

同スケールっぽいのと

同じメインラインのバンブルビーだと明らかにビーがでかすぎるのでサイズ的にフィットしそうなのを見繕ってみた。中々いいのではなかろうか。

こうやって力を入れてくるときはいろんなサイズのいろんなキャラクターが出てくるのでごっちゃにすれば意外と合わせやすかったりするのが良い。

 

ビークルモードでも

ビークルだとビーが若干大きい感じ。ただメインラインのよりは一回り小さくなってるのでまだいい感じかな。ていうかビーの車輪でかいな。

あとやっぱり足首の前後スイング部分の軸が結構緩くて前傾姿勢にしようとすると倒れがち。バーニッシュかなぁ。

 

 

お次は実写版では満を持しての初登場となるオプティマスプライマル

ロボットモード

メインラインシリーズの中ではチーター、エアレイザーに比べると劇中デザインに近い感じ。モールドがややゆるいものの特徴はとらえていると思われる。

 

背面

背部の作りこみもなかなか凝っている。まあビークルに変形せず基本的なシルエットは変形前後で変わらないがゆえですな。

 

ちなみに武器は背部のスリットにマウントできます。

腕周りの可動もまあまあ優秀なので抜刀っぽいことも。

 

逆に足回りは若干窮屈で、足首の横可動も設けられてはいるもののほぼ機能していない。あと後ろのスカートが二重になっているのが地味に面白い。

 

武器は連結できるわけではなく、持ち手に順手・逆手で差し込む形に。

 

 

ビーストモード

屹立ゴリラ

いや、説明書では一応この状態で載っているんですわ。

 

四足形態もしっかり説明書に記載されていました。というかこちらが本命で直立ゴリラはいわゆるガウォーク的なあれ?

 

変形パターンはキングダム版とほぼ同じなのですが細かい部分で違いがあり、特に胸の部分の変形はかなり洗練され、御覧の通りビースト状態の腰のしなりもかなり再現度があがっている。

 

 

ゴリラオンザトラック

最後はツーショットで

というわけで今月届いたTFでした。

あとはまあMPGとかダイアクロンもあるのですが、そっちはちょっと面倒なので…

どれもこれもなかなかの粒ぞろいでよござんした。映画公開に合わせてかなりパブも多く、開発・設計にも力を入れているのが分かる(まあ延期もあったし)作りこみでした。

千値練 スパイダーマン:スパイダーバース SVアクション 「スパイダー・グウェン&スパイダー・ハム」

もはやブログタイトルに偽りありだが、まあそんなことは気にせずモチベが湧いたら簡易的にでもレビューしていこうと思い立ち、唐突だが千値練の「SVアクション スパイダー・グウェン&スパイダー・ハム」を軽くレビューしようかと思います。

まあなんでモチベが上がったかといえば

アクロス・ザ・スパイダーバースが超傑作だったから。勢いそのまま、届いたブツを軽くレビューでもしようじゃないか、と思いたったからですな。

 

てなわけでまずはパッケージから

前面

背面

側面

パッケージ内部

付属品は割と多めだが、まあ値段相応かなぁという印象。

なぜか画像が小さくなってしまっているが、台座は二段式のブリスター梱包になっておりました。

 

説明書

 

で、本体

メリハリのある劇中のスタイルを上手く表現していると思いまする。メッシュの造形なんかも綺麗。ちなみに、このグウェンは発売日こそ「アクロス・ザ・スパイダーバース」公開直前ではありましたが、デザインとしては前作「スパイダーバース」のものになっております。

 

可動

同体の可動は非常に優秀。腰部のジョイントが斜めに成型されているのもあって、腰回りの可動はかなり柔軟に動きますね。

 

そして芸コマなのがここで、関節部分にまで塗装(ていうかプリント)が施されているのですよ。関節は基本的にABS素材になるのもあるし色々と手間だと思うのだが、この辺はなんか妙に手が込んでてびっくりした。

 

お次は付属品のヴァリエーション

まずはフードオフ状態

……ハゲてーら。これで気づいたんですけどスパイダーグウェンってフードかぶってないとかなり違和感ありますね。

 

マスク表情差分

こちらは左目を細めている差分。どういうニュアンスなんだこれ。

 

素顔パーツ

造形や塗装自体はいいのですが、目がぱっちりしすぎているせいかガンギマリっぽくてちょっと怖い。

 

制服ボディ

こちらは無可動の上半身パーツにスパイダーグウェンの下半身を挿げ替えた状態。上半身は完全固定なので正直いらない気がするこれ…一応、素顔パーツが別表情なので、そのトルソーみたいに使えはするけれど。

 

付属品

手首と糸とスマホ。手首の接続の方式がふた昔前というか食玩的というか、手首側の1軸接続というのはちょっとどうかなーと思った。その分、手首の方に角度がついているのですが、それだと決まった方向にしか表情が付けられないのでちょっと難点ではあるかなぁ。

 

本命(?)のスパイダーハム

グウェンとのサイズはこんな感じ。

 

これに関しては可動は腕部の付け根と同体部分だけ。要するにパーツ交換できる部分だけなので、まあやはりあくまでおまけ程度として考えるのがよさそうですね。

とはいえこんな感じでポーズをつけたりはできます。ただ全体的に差し替えパーツの軸とかパーツそれ自体が細いので差し替えるときはかなり破損に気を遣うので滅多に差し替えできない感じ。ハムのデザイン上とグウェンとのサイズ比を合わせる以上は仕方ないのでしょうが、胴体と腕を一体成型にしちゃうくらいでもよかったような気がする。

 

以下てきとうにポーズ

 

アメヤマと

しかしこうしてみるとアメヤマのデザインは個人的にはきついものがあるなぁ。農家のおばさんみたいなふとましさというか女子レスラーじみている。

 

というわけで「千値練 スパイダーマン:スパイダーバース SVアクション 「スパイダー・グウェン&スパイダー・ハム」でした。

映画のあまりの傑作具合に思わず開けてしまったが、よく考えたらマイルズ買ってないんだよな…あっちこそやるべきだとは思うのだが、しかし映画の冒頭はグウェンが大活躍しますし、最終的には彼女が主人公ポジに立つのでまあグウェンでもありでしょう。

 

しかし続編が来年てどういうことじゃ。さっさと見せてくれよ!