アーススパークが始まってから月末だけでなく月の半ばにも攻勢をかけてくるTF玩具。比較的低価格帯とはいえ別に月末だけ玩具買ってるわけではない(むしろちょいちょいつまみ買いしてる分も結構でかい)ので、これも地味に財布にダメージがいくのですが、いかんせん遊びやすさという点で中々無視できない連中ではあるので、とりあえず買って触ってみてから判断するというのが小生のモットーなのである。
ていうかレビュー見るのと実際に触ってみるのとじゃ割と本気で天と地ほどの違いがあるので。
そんなわけで今月のアーススパーク分は以下の4点。
背面も
グリムロック、テランナイトシェード、スタースクリーム、ショックウェーブ
いずれもDXクラスゆえ劇中のサイズ比についてはお察し。まあ今に始まったことじゃないけど。
オルトモード
日本放送版では(海外でも?)この4体全員が劇中未登場のキャラクターなのだが、オートボットが生物モチーフでディセプティコンが架空のビークルという。
ロボットモード
まずはデ軍から。
このスタースクリームとショックウェーブは前作のアニメ「サイバーバース」シリーズで販売されたやつのリカラーで、パッケージのCG絵と見比べても全然似ていないのである。オプティマスは大幅なリデコを施されて(そのせいで腰の可動が死んだりしてるのだが)劇中に近づけられているのだが、こ奴らに至っては色だけ変えて出すというなかなかの豪胆さ。大胆不敵っぷり。
とはいえショックウェーブの方は国内でもアクションマスターとしてモール限定とはいえ発売されたが、スタースクリームの方は国内未導入で中々手に入りづらいということもあって、今回改めて安価なというか適正な値段で買えたことは素直にうれしい。
元々気にはなっていたのだが、大してコストをかけたわけでもないものを相場の倍の値段で輸入ショップから買うのも気が引けたので。
とはいえ、ぶっちゃけ今のところアーススパークの玩具で一番変形が面白くて可動面でも申し分ないのはこのスタスクだったりする。というか、これまでのスタースクリームの玩具の変形パターンから絶妙にずらしてきつつうまくまとまりを持たせているのが素晴らしい。特にキャノピーの収納に関しては、アースライズ版が実質的にヘケヘケの拡大版というシージ版からの劣化(といって差し支えなかろう)でキャノピーむき出しだったのに対して、このアーススパーク版はパターンこそ同じものの背面にありながらも翼部に組み込まれるような形(レガシーのスカイクェイクに近いか)になっており、中々秀逸である。
ショックウェーブの方はただのリカラーなのだが、ケーブルがクリア素材になっていて中々キレイで、こちらもただのリカラーに終わらない仕様変更が加えられている。
ボッツ
グリムロックの方はやはりサイバーバース版のリデコなのだが、デ軍と違って大幅な変更が加えられており劇中に(まだ登場してないけど)かなり近い見た目になっている。
また変形パターンもグリムロックとプライムドラゴトロンのミックスのような形になっているので従来のものとズラシが加えられている。ただ少し変形がタイトな部分がある。あと新規の頭のパーツなんだけど、耳がなんか半魚人みたいになってるけどいいのかそれで?
テランナイトシェードはおそらく完全新規。ゆえに中々力が入っており、シンプルながらダイナミックなパーツ移動の変形で中々面白い。モチーフもフクロウという珍しいオルトモードが採用されているのもポイントが高い。ほかにフクロウというとメタルスプロールぐらいしかいないだろうし。これといった不満もなく、ほどよいキャンディ塗装も好感触。惜しむらくは変形の都合で腰の可動がないことか。
というわけで中間報告なり。
アーススパークはこのDXクラスラインで出して欲しいキャラがほかにも結構いるので(メタルスタランスというかIDW版のデザインを踏襲したタランチュラスやらスィンドルやハードトップやらやら)、その辺もぜひ出して欲しいところ。