戦え!ハイパー金属生命体

積んでしまった玩具の山を崩そう

MPM確認

本当は撮影せず棚送りにしてスルーするつもり(激寒)だったMPMなのだが、とはいえ動作不良とかあったら怖いしな~と思い、また今の自分でどれだけ複雑化した今のMPシリーズに太刀打ちできるかの勘所を確かめる意味合いもあり開封がてら軽くレビューしていきたいと思う。

 

「MPM^-11D ラチェット ダークサイド・ムーンVer」「MPM-14 ボーンクラッシャー」

御覧の通りボーンクラッシャーの方は一回り大きい。

にしても同じ月にMPM二つだしてくるんじゃないよタカトミ。

まあラチェットは実質リカラーの再販だから買わなくてもいいのだけれど、どうあれハイエンドな高額シリーズを二つはやはりおかしい。それを買う自分もアレだが。

 

 

パッケージ裏

 

中身確認

ラチェットの方は透明なブリスターにプラ紐で固定されているのだがボーンクラッシャーの方は段ボールで保護。蓮がプラ廃止して以降に発売されたMPMでもスタスクリベンジ版もブリスターだったがブラックアウトは段ボールだったので以前の型を使っているブツに関しては梱包というか包装も使いまわしているのやも。

 

ボーンクラッシャー付属品一覧

ロボットモード時の展開されたクローと炎のエフェクト、顔面が二種類あるのですがこれは表情差分ではなく、梱包時は表皮が外されている状態で実質的にはバリエーションは1種類。後述するがその1種がまあ某司令官のためのボーナスパーツに近い。

これらの付属品に関しては例のごとくパサついた紙で包まれており、PVCのエフェクトパーツもABSパーツも一緒くたにされているので劣化や癒着を回避するためにも早めに開封して別々にした方がいいと思われる。

しかし炎のエフェクトいらないなぁ…

 

 

ビークルモード

どちらもライセンスを取得しているだけあって再限度はかなりのもの。ボンクラはフォースプロテクション社のバッファロー(地雷除去車)、ラチェットはレスキュー車仕様のハマーH2。

再限度が高いとはいったもののもラチェットなんかは横から見ると車体下部からはみ出したパーツなんかが目立ったりするんだけど。

またボーンクラッシャーに関してはタイヤにメーカーロゴがあるのだがそちらのライセンス発生を避けるため「MEGATRON」の文字に変えられている。

 

 

ボーンクラッシャーのプリントも御覧の通り。この特徴的なロゴマークは何気にEZコレクションなどの簡易シリーズを除くとほぼ毎回再現されている気が。

 

 

比較

MPM-11 ラチェットと比較。今回のダークサイドムーンVerは11のように成型色メインと違い全体的に塗装が施されており、写真だと伝わりづらいが手に持って触ってみるとそのリッチさはまあまあ違う。まあだから変形に気を遣うんだが。

 

ちなみにサイズ的にヒューマンアライアンスのサムや2.5インチのアベンジャーズフィギュアと相性がいい。しかしこうして並べてみるとガモーラやらハルクやら意図せずグリーンのキャラが多い。

 

 

ロボットモード

銃や丸鋸、ミサイルなどの付属品を全部装着した状態で。

変形パターンはMPM-11と同じで細かいパネルの折り畳みがあるものの全体的な変形パターンはSSとあまり変わらないので案外直観的に変形できる。

手首の可動が広いので表情付けに役立つしかしこれだと手首にカッターがついてるみたいですな。

MPMシリーズはマスクキャラは差し替えなしでマスクのオンやオフ、そうでないキャラは口の開閉ができることが多く、このラチェットもその一つ。MPMの売りの一つといってもいいのではないでしょうか。

だからこそBBシリーズのMPMの出来に関してはもう色々と残念だったとしか言いようがないのだが。

しかし可動箇所自体はそこそこあるものの全体的な可動域はそこまで広くなく。膝の可動なんかは上の画像が限界だし実写デザインの再現のために立体的なパーツの集約がなされているためやや干渉しがちというのもある。

 

アイアンハイドと

設定ではアイアンハイドの身長は22ft(約6.7m)でラチェットが20ft(約6.1m)なので概ね劇中通りではなかろうか。

しかしオプティマスもそうだがこのMPMアイアンハイドも構造的欠陥を抱えており、発売直後の投げ売り価格は記憶している限り5kを切っているくらいだったのだが、こうしてなんだかんだでMPMでキャラクターが出そろってくると需要も盛り返してくるようで中古市場でもじりじりと価格が戻りつつある。

かくいう自分はそれ以前に購入していたのだけれど、やはり怖くて変形させていない。

 

てなわけでそのオプティマスプライム

MPMオプティマスプライムもなぁ…今触ると色々と厳しい部分があるんだけれど発売直後に毀誉褒貶はげしいというか主にディスが多かったのだが実際に触ってみるとさもありなんといったところなんですよねぇ。

肩のロックゆるいし。ちなみに画像のオプは海外版

 

 

続いてボーンクラッシャー

比較用にオプティマス(変形が面倒なので国内版を取り出してきた)と並べてみたが奥行あるとはいえボンクラのデカさが際立つ。

 

 

ロボットモード

すげぇ再限度です。

変形ステップが驚きの91!

まあクロー部分の差し替え含めているから実質的には90よりも少ないのだけれど、やはりMPMだけあって手順が多くなるのも致し方ない。

おかげでこの再限度なのだからそこはトレードオフでしょう。

とはいえ、やはり大体の変形パターンはDXクラス、スタジオシリーズのものと相似であり、そこに細かい折り畳みが増しているという感じ。だもんで、ビークルに戻すときは説明書を読まずに戻せました。

 

首の可動

上向きはこんくらい。

 

下向きはこんくらい。

 

横はこんくらい。

正直、決して広いとはいえない。スタジオシリーズに比べるとまあよくなったけれど、一作目のDXクラスのほうが良い。

 

表情差分

はい。

ハイウェイでオプティマスにアッパーを喰らった際に飛び出した目ん玉を再現した表情パーツ。しかし目が飛び出すほどのダメージを受けているのに眼球以外は破損している感じがないのがなぁ…。

 

ファンの間で呼ばれるオプティマスの二つ名「顔面破壊大帝」のきっかけはこの一発から始まったと言っても過言ではない。

で、比較

原料高騰とか色々あるしそもそもかけられているコストも違うので単純に比較はできないとはいえ、同じ大型車両から変形するのにボリュームは段違い。なのに身長差は劇中とほぼ同じというのだから恐ろしい(オプティマスは28ft(公式だと8.9m)、ボンクラは25ft(7.6m))。

パネルの折りたたみが多く、キャラクターに対して繊細な扱いをしなければならないのが難点(mpm全般に言えることだが)とはいえ、ダイナミックなポージングが似合うキャラなので可動が豊富なのは嬉しいところ。

 

てなわけでMPMでござんした。

なんだかんだでMPMもブロウルが出れば1作目のキャラはコンプリートとなるわけで、すでにそのブロウルもテストショットらしき画像が明らかになったわけだが、今後はやはりリベンジのキャラに行くのかどうか気になるところ。

ただまあ欲を言えばMPMはオプティマスとかアイアンハイドとか出しなおして欲しいんだよなぁ…あとバンブルビーやジャズやバリケードなどはほかの大型ロボに比べてサイズが大きすぎるのでもう一回りくらい小さくして価格を抑えて出しなおしてくれたりすると嬉しいのだけれど。

3月ゲツマツの多々買い

今月はやたらと更新が多いが、改めて月末に届いたブツの開封の義をば。

量はともかくでかいのががが(ちなみにここにはないがMPMラチェット、ボーンクラッシャーやダイアクロンもある)。いやほんとロイヤルニートじゃないとこんな金の使い方できんな。

 

というわけでようやく国内販売された「スタジオシリーズ SS - 122 オプティマスプライム」と、「ノヴァケイン」

海外ではいわゆる限定枠のバズワージーシリーズで販売されたこともあり、してそのバズワージーは基本的に日本導入がないため一時はどうなることやらと言われたが無事発売。さすがに映画の主人公枠というか顔を出さないという判断はあり得ないだろうから出るとは思ったけれど、些か機を逸した感じはなくもない。

 

プライマルに付属していた武器を持たせつつ可動範囲確認のポージング。本人の武器は本人に付属させろよと思うのだが、おそらくはクラスのコスト配分の問題なのだろうと思われる。プライムはボイジャークラス(しかもSSBBのリデコ)でプライマルはリーダークラスゆえ、付属品などもそちらで補おうという魂胆なのだろう。

先行レビューに触れていたから驚きこそないものの変形機構を使った前屈ポーズができるのはすばらしい。

 

ノヴァケインとフリーザー比較

テラーコン組の比較。単なるリカラーかと思ったらノヴァケインの方はじみーに片方の角がないアシンメトリーな顔なんですよね。

 

オルトモード

公式サイトでは「機関銃に変形するテラーコンであり、状況に応じて銃架保持形状と携行形状に姿を変える」ということで機関銃モード。

で、こっちは携行形状。なのか?

というよりはまあスカージにマウントする際の形態と思われる。

しょうじき三つに分ける意味はあまりない。

 

近場のやつに持たせる。

こうしてみるとデザインの意匠が全然違うなぁビースト覚醒とバンブルビー組は。

コアクラスの武器ということでボイジャークラスに持たせてもなかなかの質量であり、なんとなく腕と一体化する武器のように見立てられる。

 

で、前述のようにスカージにマウントしてみる

 

ついでにオプティマスのオルトモードと比較

サイズ感は中々良さそう?

スカージはやたらとアップグレードキットが出ていてどれか買おうかなと思いつついまだに踏み切れずにいる。

 

レガシーユナイテッド シルバーボルト

いわゆるパタパタ犬。エアーボットの方ではない。

ビーストウォーズメタルスにて登場したキャラクターで、メタルスのキャラは先行してドラゴンメガトロンが出ているが、今後もメタルスのキャラクターが出てくるのだろうか。クイックストライクあたりは出てほしいのだけれど。

物としては当時品の拡大・ブラッシュアップした感じっぽい。当時品触ったことないんだけれど。

 

ブラックアラクニアと並べる。

アゲインのアラクニアを引っ張り出すのが面倒だったのでバズワの通称(?)「関西のおばちゃん」スタイルのアラクニアと。

中々いい感じの身長差

ビーストモード

フューザーズなので動物が混合したキメラなビースト。オオカミとワシが融合した姿。ちょっとグリフォンぽい。

ちなみに前足も後ろ足も固定するダボがあるのでこの状態でヘタレることなく飾っておくことができます。逆に言うとポージングがつけられないんだけれど。

もちろん固定部分を外せばこんくらいは開脚できるので問題ないんだけれど、後ろ足も被ってしまってる…

ただねぇ、頭が固定なもんでビーストモード時のポージングはかなり制限される。

アッシーと化したシルボル。

 

 

 

 

 

アゲイン組

オルトモード

「お前ら何体目だよ」組の型なのでもはや見飽きているというか触り飽きている連中なので正直買わなくてよかったんじゃないかと言う気もする。ワスピネーターにいたってはアゲインだけで2体目ですよ。キングダム入れると同キャラの単なる色変え(パワーアップとかでもなく)で3体目だが、別キャラ入れると5体目だっただろうか。なのでもうワスピは割愛。

 

スタスクはアースライズ版ではなくスタジオシリーズ版を元に、顔の部分をスカイワープのものに変更されておりお口を開いた間抜け面に。

正直なところ、ゴーストスタスクのキャラはいいのだがワスピーターを抱き合わせたのはどうなのよ?

というかあくまでビーストウォーズの枠なのでむしろスタスクを出すのが違うのではと思わなくもないと言うか、いやもちろんアニメ本編で登場してるしありっちゃありだしコンセプトを考えるとむしろ合っているのだけれど、食傷がすぎる。

 

残すドラマチックキャプチャーに関しては開けただけでなんか「ま、いいか」となってしまったので今回はここまでにしておきます。

いやなんかよく考えると今回のジェネ系ってシルバーボルト除くと全部リカラーでしかないのでゴーストスタスクを触り終わったあたりで萎えたので。

3月中間TF➕アルファ

ということで今月2度目の中間報告。なぜか分割されてきてるのでそれに合わせて分割でレビュー(というか開封)をば。

今回はTFだけでなくほかにもちょっと面白かった玩具を軽く紹介しようかと。

 

国内タカラトミーモール限定「TL - EX パワーリンクスホットショット&ジョルト(アルマダユニバース)

いわゆるマイクロン伝説のホットロッドの強化形態。どういう経緯でこうなったのか忘れてしまいましたが、ブツ自体は基本的に本体は色替えでほかに付属品が増えたのがこれ。

通常版のホットショットもなにげに定価より安く買うのが難しくなってきているのでちょっとした救済措置的にこれを買うのもアリかもしれない。

 

パッケージ比較

というわけで「TL - 22 ホットショット」と比較。ビークルで収めてたので見た目がアレですが、まああくまでパッケージの比較ということで。

 

裏面

 

梱包

箱を開けるとこんな感じでたい焼きみたいになってます。まあ外からは中身が見えないからこんな形でもよかんべ。

 

付属品一覧

てなわけで今回は付属品が豊富になっております。エフェクトパーツは基本的にコマンダークラスとかリーダークラス以上のものに付属していることが多い気がするので、実質ボイジャークラスコストでこれだけのエフェクトが付くのは珍しい気がする。

それと武器の銃が2丁、そしておそらくはこれが本商品の一番の目玉であろうマイクロン「ジョルト」。正直なところマイクロン伝説(アルマダユニバース)のキャラクターはパートナーマイクロンが重要なモチーフというか存在としてあるので、それをオミットすると言うのは片手落ちとまではいかないまでも物足りなさがあったのでこういう形で一応補完されるのは嬉しいところ。

 

 

本体:ロボットモード

ビークルモード

ビークルでは塗装の面で差異が目立ちますが、フロント部分にファイヤーパターンが追加されてます。

ビークル比較

こうして並べてみると違いが分かりやすいですな。ウイングもイエローで塗装されていますので塗装箇所自体がパワーリンクス版は増えている感じ。

 

フルバースト

フロントの標準武器は規格自体はエフェクトを取り付けられるサイズなのですがいかんせん浅いのでここに差すのは想定されていない感じ。

 

ジョルトの身長

どうせならほかのマイクロンと比べりゃよかったな…と思いつつ近くにあったミニフィグ連中と比較。

画像だと分かりづらいんですけどこのジョルトは変形手順がリメイク前のものに比べて増えていて、またそれに伴ってかボリューム自体も気持ち増えている感じ。

 

ちなみにジョルトの方の5mm穴にエフェクトを差すことももちろん可能。

 

パワーアップ前と

同じくパワーアップバージョンが望まれているであろうアルマダスタスクと

 

で、冒頭で書いたようにTF以外の面白おもちゃ。

その名も「バイオポッド」。

裏面。

御覧の通り一番でかいやつは日本オリジナルパッケージになっているっぽい。というか本国では小・中のと同じようにタマゴそのままで売り出されているのではと推測。

 

で、このバイオポッド、国内だとトイザらスだけが輸入して卸している低年齢向けの組立玩具で、

蓋を開けると…というか卵を割るとこんな感じで組立のパーツが入っているわけです。

外から見えていた球体は実は「目」になっておりまして、なんとなく見て分かるようにライトギミックだけでなくサウンドギミックもあるのです。

ちなみに中身全部ぶちまけるとこんな感じ。意外と密度がある。

 

組立

2頭身のデフォルメスタイル。ほねほねザウルス感が強いのですが、画像でもわかるように目が光っていますし、結構リアルな爬虫類っぽい音も出るので玩具としてのリッチさはさすがに比べるべくもないと言うか。まああっちは食玩ですしね。あと地味にプリントも凝ってますね。

 

タマゴの活用

中にはエネルゴンイグナイター版のバンブルビーを入れてみたのですが、こやつは膝下が長いタイプなので膝まげて入れてます。とはいえ数センチの玩具だったらこうして収めることができる。バンダイがガチャガチャでたまにやりますけどこういう遊び心あるパッケージは嬉しい。

 

「バイオポッドデュオ」

続いて中サイズの「バイオポッドデュオ」名前と目玉が二つあることからも察しがつくと思いますが

二匹入ってます。

この6種類の中から2つが入っているらしく、流石に1つの卵の中に同じのが2つということはないだろうが、クリアパーツを使ったのが4種類、そうでないのが2種類あるみたいなので、それぞれ1個ずつ入っているのかな。

 

で、今回出てきたのはトリケラトプスティーレックス。個人的にあたりの部類ではないかと思う。ライオンとかライノとかマンモスとか恐竜じゃないのもなかなか捨てがたいというか、ライオンもこの色味とか「お前ほんとにライオンか?」と言いたくなる感じとか実際に手に取ってみたい気もする。

 

そして最後は「バイオポッド インモーション」

デカい。デラックスクラスのホットショットが収まりそうなサイズ感。

いや収まるんかい。

組立

バイオポッド連中に比べると2回りほどでかいです。1種類しかないようですが、サイバーパンクシリーズという名称がついているのでどうもほかのシリーズもある様子。

しかしこいつ、ただでかいだけではなく通常のバイオポッドと違いライト&サウンドだけでなく動きます。ほぼゾイドですね。

しかもそれだけでなく、人感センサーのようなものが搭載されているようで、背中の上で手をかざすことで反応して動きます。

しめて5千円ほどなのですが、どうやら去年一昨年だかに半額セールをやっていたらしく、その時に買えていればなぁと思ったり。まあこのおもちゃの存在を教えてもらったのが行きつけのおもちゃ屋さんの店長さんからだったので、そもそもその存在を知ったのが最近だったので仕方ないのですが。

 

てなわけで中間報告でした。

3月中間TF

色々なことが重なり今月のカード支払いが給料の3倍近くになり、色々と物を売ってようやく工面できたのが昨日だったのですが、懲りずにまた玩具買ってるという。

とはいえ今回は月末に届く大量のブツではなくアーススパークの単発品なので量は少なめ。一つちょっと大きめのものがありますが。

ということで今回はこの2つ。

「ESD - 09 DX テランスラッシュ」

「ESD - S DX バトルステーション オプティマスプライム

 

パッケージ裏

例の如くパッケージは日本仕様のDXクラス商品。

なのですが、今回の2つは実のところDXクラスではなく少し特殊な仕様の日本独自展開なのですな。

 

とりあえずまずは「テランスラッシュ」から

ビークルモード

スラッシュのビークルサイドカーが付いたカフェレーサースタイルのオートバイ。

さて前述した日本独自展開というのは、クラスの詐称というとこなのですな(オイ

このテランスラッシュ、実はこれまで国内販売されたDXクラスのアーススパークのキャラクターとは実は本国ではDXクラスではなく、サイズは同じなものの少し簡易化されたウォリアークラス(warrior class)の商品で、それを日本で発売するにあたっては成型色を変更した上でDXクラスとして発売しているんですね。

それもあってかプラの質感がややチープ(まあこれはほかのESDにも言えるんだけど)だったりします。

一応、スラッシュもデラックスクラスで商品化されてはいるのですが、そちらはサイドカーがオミットされていたり劇中とは若干違う部分があるのでアニメに合わせてウォリアークラスを導入したのではないかと推察されます。

 

ほかのテランと

先行して発売されているテランと。

ツウィッチはともかくテランナイトシェードはスラッシュからかなり遅れての登場、かつまだオルトモードが劇中で登場していないにもかかわらずスラッシュよりもかなり早い段階で発売されましたな。ナイトシェードの吹き替え声優が山口勝平なのですが、なんか「ぶっちぎり?!」や「怪盗キッド」やらで今期のアニメで地味にメインどころのキャラとして出ている。

 

ロボットモード

スタイルはかなり劇中に近いのではないだろうか。シュッとした細身のボディの特徴を上手くとらえています。サイドカーは車輪を折りたたんで銃口を展開することで射撃武器(見ようによっては楯)として腕の5mm径に接続。

海外版は成型色が鈍色っぽく落ち着いた色味だったりします。

 

可動

さてウォリアークラスということでややこのサイズの玩具としては可動に少し難があり、最近のジェネレーションズ系のスタンダードである足首の可動がありません。ただでさえスラッシュは足の接地面が少なく、膝の可動も車輪が邪魔するのもあって下半身はちょっときつめ。

腰の可動はあるものの太ももにロール軸がないためやはり物足りなさがある。

まあアーススパークのDXクラスは腰の可動がないものが実は多かったりするのですが。

 

テランズ、ロボットモード

劇中ではツウィッチが成人した人間と同じくらい、スラッシュがそれよりも一回り大きい程度、ナイトシェードはカーロボットと同じくらいの大きさなので劇中スケールで考えると全員バラバラですね。

 

つづいて オプティマスプライム

こちらもウォリアークラスのオプティマスにトレーラーが付属した日本オリジナルのセット品。

といっても、どちらもすでに海外で別々で発売していたものを抱き合わせてカラーリングなどを変えたものですが。

 

可動

このオプティマスもスラッシュと同様、ウォリアークラスなのですが、DXクラスにはなかった(というか殺された)腰の可動があったり、右腕のアックスの展開の仕方が中々凝っていたり、はっきり言ってサイバーバースのリデコだったDXクラスのオプティマスより遊びごたえがある。

 

サイズ比較

御覧の通りサイズとしては標準的なDXクラス相当なのでほかのESDキャラと並べて違和感はない。

 

ビークルモード

変形機構も基本的にはDXクラスと変わりない。というかむしろ足首の変形以外はこっちの方が直感的だし銃をマウントしないと固定できない向こうよりもいいのではないだろうか。

 

で、本命のバトルステーション

これはアーススパーク商品としてこうして売り出されていますが、物としては「サイバーバース オプティマスプライム・バトルベーストレーラー」と同じもの。向こうもサイバーバース・ウォリアークラスのオプティマスとのセット品なので、総合的なボリューム自体は同等。ただこっちの方が塗装などは剛かになってますね。

 

とはいえそもそもの仕様が別々のラインのものなので牽引自体はできるもののかなりむりくりで、固定したり接続する穴があるわけではなくつま先に引っかけるだけ。

バトルステーション側のこのでっぱり部分の中が空洞になっていて、そこにつま先を入れる感じ。

とはいえその内部にボタンがあって、それを押すと画像のような砲台が展開するスプリングギミックがあり、GENERATIONラインにはない玩具的な面白みがあってこれはこれで良いものであることは確かだ。

 

バトルステーション展開

これ、5mm径が各所にあることに加え、武器の差し替えや差し込みではなくトレーラー本体と一体的に接続されている。

反対側からみるとこんな感じなんですが、いわゆるオプティマスのトレーラーのように両サイドが展開する形ではなく、片方だけが展開する感じ。まあダークサイドムーンの時のDXクラスの司令官コレクションに付属のアレに近い。

ちなみにバトル「ステーション」というだけあって基地の空気感を出すモールドがあり、タイタンマスターにピッタリなモニターとインターフェースっぽいものがあります。わざわざオレンジに塗りつぶしてるのはテレトラン1をイメージしてたりするのだろうか。

 

詰め込めるだけ詰め込んでみよう

というわけでこのバトルステーションにどの程度のサイズまで収納できるか検証。

上はサイバーバースの「ジェットミッション プロール」。スカウトクラスと同程度のサイズ感で、こちらは問題なく格納可能。

 

 

こちらはデラックスクラスのプロール。こちらも問題なく収納できる。

 

プロールは割とDXクラスの中でもコンパクトなのでほかのDXクラスではどうだろうと考えたのだが、レガシー ライルドライダーも格納できました。

が、クロスカットのように車高があるものは御覧のように無理。

同じくアーススパークのDXクラスで幅のあるバンブルビーはどうかと試してみたが、普通に入った。

最後にアースライズのホイルジャック。これも格納自体はできるのですが、ウイングがひっかかってタラップから降ろすことはできない。

やはりスカウトクラスくらいがちょうどいいのかもしれませんな。

 

以上、中間報告でござんした。

2024アケオメ&2月の多々買い

本来は1月に届いたものはそっちでやるつもりだったのだが、撮りだめだけして放置してたら1月経ってしまった。そういうわけで2か月分を一緒にやっちまおうと一念発起。

 

こちらが1月分。ガデプがタイタンクラスということもありひと際デカい。

 

まずはコアクラスから

SS「ノア・ディアス エクセルスーツ」

SS(86)「フレンジー(レッド)」

レガシー「ダイノボットスナール」

の別々のラインから3体が一度に集結。後述する2月分はコアクラスがないため1月分の充実度が高い。

何よりスナールが来たことでボルカニカスがようやっと完成に至る。

 

ロボットモード

それぞれに武器、フレンジーもといランブルにはハンマーアームが付属。

案の定というべきか、ノアが予約時点で在庫切れになっていた一方でスナールは未だに在庫が余っている感じ。

 

 

オルトモード

ノアに関してはそもそも人間がパワードスーツを着たという感じで変形が考慮されていないので完全なるガワででっち上げた謎のジェットモードなのだが、モチーフはあったりするのだろうか。

しかし今回はそれぞれのオルトモードがビークル、ビースト、カセットとまったく異なる属性というのが面白く、またそれらをまとめて呼称できるオルトモードという単語の便利さよ。

 

 

お次はガデプ

国内ジェネセレということでパッケージが二重になった日本仕様に。

まずは外箱

 

お次はスリーブ

毎度のことながらこのCAD感よ。

 

リカラー元のオメガスプリームと比較

パッケージのサイズはほぼ一緒。

 

 

中身

ロボットモードで梱包

まあこいつはオルトモードがバラけて基地になるという具合なのでさもありなん。

 

比較

同型を並べただけではサイズがわからないので間にボイジャークラスのブラジオンを配置。囚われの宇宙人とかそういうレベルじゃないサイズ差。

デカすぎんだろ…

 

今回ガデプを開けるにあたって気づいたのだが、オメガスプリーム開封してなかったという。

で、そのブラジオンのパッケージはこんな感じ

 

色々並べてみた。

せっかくなのでボルカニカスにしつつほかのと並べたのだが、そのボルカニカスは俺変形で足をかなり延長している。おかげで小さめのリーダークラスくらいにはなっているのだが、正規の変形方法だとむしろ短足すぎるのですよね。

 

で、その正規の変形方法にしたボルカニカス

頭2つ分は縮んだね。なんかゲームとかに出てくるやたらと硬い雑魚キャラっぽい印象に。

 

お次はボンプシェル

ロボットモード

 

オルトモード

これでインセクトロン(インセクティコン)もリメイクで全員揃いました。取り出すの面倒でほかの2体は割愛したけど、リメイクとしてはまあ特に驚きもなく順当なリメイクと言った感じだろうか。

ただまあオルトモード時のノーズ部分の処理はレジェンドクラス版の方がいいかなぁと。初代アニメのスタイルに近いのはこっちだけど、少しスタイルが良くなったレジェンド版も割と好きなのでどちらも持っていたい。

またインセクトロンはエネルギーを食って巨大化するという特技を初代アニメをはじめゲームなどでも披露しているので、コアクラスと絡めても意外と違和感なかったり。

 

SSラチェットとTLストロングアーム

ロボットモード

ラチェットの武器を一つ持たせ忘れた…

この二体はリデコ組なのであまり言及することはないのだけれど、しいて言うならばストロングアームに関しては肩回りの処理がエリータ、ミネルヴァから変更されていて、全体的に変形のピッタリ具合が前2体よりもかっちりしている気がする。

しかし相変わらずプライムに連なるユニバースのウーマンサイバトロンの顔はどうしてこうもバタ臭いのか。

あとアニメよりも玩具のイメージが強いせいで肩幅が物足りねぇ!

 

オルトモード

2体ともレスキュー・コップ系の車両なためルーフにランプがついております。ラチェットの方も一体成型ではなく取り外しが可能になっている。

ストロングアームはクリアパーツで成形されておりDXクラスながらラチェットよりも地味にリッチ。

 

以上が1月分

ここから2月分

多すぎ。これに加えてダイアクロンもあるというね。そっちはここでは取り上げないけど、せっかくだからどっかでロボットベースは紹介したいなぁ……スペース食うしいつ放流するかわからないし。

 

 

スタジオシリーズ ビースト覚醒

SSRotBよりナイトバードとオプティマスプライマルのパッケージ

デラックスクラスとリーダークラスなので二回りくらいサイズ差がある。

裏面

 

備考

ナイトバードに関しては取説の他にもう一枚追加で捕捉の用紙が一枚ありました。

 

Caution

えーしょっぱなからナイトバードに白化が見られました。

軸受けの部分なんだけど、これおそらくはプラの質の問題らしく、ナイトバードに関してはここ以外にも変形に使うヒンジやツメにも白化が多々見られました。少なくとも3か所はあって、正直もう変形させたくないな、と。

 

 

それぞれのパッケージで収められていた状態のモードで。背景は付属の台紙。

プライマルの武器がの充実具合よ。

 

変形させてみた。

ゴリラの造りが異様にリッチ。

まあリーダークラスのコストがかかっているので当然と言えば当然なのだけれど、リデコで済まされた我らがおプティマスプライムの立つ瀬がねぇ。まあ、まだ国内では販売されてないので実際に触ってみるまで何とも言えないし、BB版のオプティマスがそれだけ優れた造りということもできるのだが、何分ボイジャークラスでの発売ゆえにプライマルほどのリッチさは見込めない。指の可動とかすごいよこれ。だってビーストモードとロボットモードで別々にハンドパーツがあって、それぞれの指が3分割で可動するってんだから。

ナイトバードに関してはメインラインとほぼ同じであんまりいうことがない。しょぼいウイングパーツも「ああ、はい」という感じで、こんな半端につけるくらいなら差し替えでいいから別パーツでつけてほしかったよ。

 

 

レガシー組

ボイジャークラス ジャンキオントラッシュマスター

デラックスクラス デトライタス、シャドウストライカ

なぜか今回はジャンキオンが2体も。商品名にはジャンキオンと記載されてないけれど、デトライタスはキャラ設定としては一応ジャンキオンなのですよ。

パッケージ裏

 

ロボットモード

デトライタスはシージ版ハウンドのリデコで基本的には同じ。肩と同体の接続部分、もうちょっとしっかりしてほしいというのがあったのだけどその辺も特に仕様変更などはなく。

 

オルトモード

サイズ比較用に1/35~40くらいのフィギュアを並べてみた。

多分ジープはもう一回りくらい本当は小さいんだろうな。

 

お次はデカブツ

SSコマンダークラス ウルトラマグナス

TLリーダークラス ドレッドウイング

パッケージ裏

 

箱から取り出した状態

ウルトラマグナスは耳のパーツが別になっていました。なおちゃんと左右の指定がされていてパ耳のパーツの内側にRとLの表記がそれぞれありました。

 

ロボットモード

ドレッドウイングは本体はスカイクェイクと多分同一の色違いなだけなんだけど、武器がリデコされてますな。しかしこう見るとスカイクェイクはプライムだけでなくG1(G2だっけ?)の方の意匠も取り入れてたからわかるんだけど、プライムユニバースでは双子だったドレッドウイングはオリジナルのスカイクェイクとは特に関係がないせいで折衷されたデザインが意味不明に。

ウルトラマグナスに関してはMP版の縮小した感じと言われてるのですが、MP持ってないのでわからん。

が、パタパタ折り畳み変形したりするのはKD・SG版とちょっと似ているところも無きにしも非ず。

ということで中の人がいるバージョン、キングダム版のウルトラマグナスと比較。

クラスが一つ下なのでサイズ差も同様。

とはいえ全体的なシルエットはやはり類似しています。KD版は中の人いる仕様なのでキャブ以外の部分が差し替えなため、今回のように完全変形パターンのマグナスを待ち望んだ人もいるのではないだろうか。

レジェンズ版はIDWデザインだったのでちょっと違うのだけれど、あれはあれで今回のSSの変形をより簡易にした感じで、遊びやすさやスタイルと言った点ではあれはあれで悪くないと思う。

オルトモード比較

SS版は後部の高さがありますな。

 

乗せて観たの図

トランスポーターカーという名称で公式では呼ばれているんですが、その名にふさわしく荷台部分にほかのTFを乗せられる。

デラックスクラス2体inコマンダークラスかつボイジャークラスonリーダークラスonコマンダークラス

ちなみにトラッシュマスターをSSマグナスの方に乗せようとしましたが少なくともスロープ部分から乗せるには高さがありすぎてダメでした。このことから考えるとデラックスクラスが限界ぽいですな。

 

コアクラスセット

おプティマスプライム&バンブルビー

実は地味に楽しみにしていたこいつ。

といっても商品名には含まれていないトレーラーこそがバリューの8割近くを占めているであろうために、オプとビーをなくしてトレーラー組だけ売ってくれればよかったのにと思わないでもない。

だって高いんだよこいつ。モール限定でリーダークラスよりもお高いんですよ?

 

パッケージ裏

遊び方指南ぽい。

 

パッケージから取り出した図

バンブルビーがでかすぎる。いや、オプが小さすぎるというべきか。

コアクラスのオプティマスと並べて違和感のないサイズにするとなるとそれこそマイクロマスターとかマイクロン並みのサイズにすることになるわけですが、まあ無理にバンブルビーを付けるならそのサイズで新規で作り起こしてほしかったよ。それならこのお値段でも全然納得したんだけどね。

 

ロボットモード

KD版のオプティマスには無かったエナジーアックスとローラー、謎の盾とトレーラーが付属。バンブルビーは黒い部分の成型色がバズワージー版の黒からグレーに変更され、それに合わせて塗装も増えてますね。このカラーだとビーよりもむしろクリフじゃねえかと思わなくもないんだけど。

それとどちら用かわからない銃が一つ追加されてたのでとりあえずビーに持たせたんだけどちょっときついですな。

 

トレーラー開放

サイズ的にはダイアクロンがピッタリな感じ。

 

 

BWA 忠臣の対決とジェネセレ アンタゴニー

各パッケージ

ちょっと分かりづらいんですけど、今回から透明プラの蓋が追加されてます。もしかしたら前回のダイノボットのセットからかもしれないけど開けてないんだよね、あっち…。ていうか蓋できたなら最初からやってよ…

アンタゴニーも日本版スリーブが追加。

 

箱から取り出した図

忠臣の対決でうれしいのはインフェルノの武器がレガシー版からさらに一つカラーを変えて追加されたこと。今までのBWAは基本的にリカラーなだけだったりするので、こうやってカラーリング以外で追加の仕様がなされるのは僥倖。これで武器を持たせつつヒップのジェットが再現できますな。

変形させた図

アンタゴニーの差し替え頭部はどうしようかと思いつつとりあえずそのままに。しかしBOTCON版のアンタゴニーはSGやドラメガ、06版を除くとかなり高騰していたので中々入手困難だったわけですが、こうして違う形とはいえ手に取ることができるとは。

いや別に殊更欲しかったわけじゃないんだけどさ。

 

 

てなわけで二ヵ月分をまとめて開けてみました。

今月はここで取り扱っていないダイアクロンの攻勢が凄まじいのでそっちをレビューしてもいいかなと思いつつ、触っていて楽しいのはTFなのでこっちを優先してしまうのですよね。で、TF弄ってるとそれだけで時間がつぶれてしまってダイアクロンまで到達しないという。

まあダイアクロンもたまに不具合あるのでチェックしないといけないんだけど

2023最後の多々買いa.k.aデスザラス

さあさあ、というわけで2023年もいよいよ最後ということで滑り込みで今年最後のブツを開封したいと思いませう。

先月までのラッシュがウソのように今月はTFの品が少なく、なんと通常販売品に限るとスタジオシリーズのコアクラス「バンブルビー」だけ。もちろんそれも買ってはいるのだが、BWAの発売延期のあおりを受けてバンブルビーも来月送りということに相成り、そんなわけで今回はタイトル通りクラウドファンディングによって商品化された「トランスフォーマー レガシー TL-CF2022 デスザラス」にすべてのリソースをぶっこんだ。

 

パッケージもといスリーブ

このスリーブはジェネレーションセレクトから使われているCG?モデルのスリーブで、たしか日本国内限定でのもののはず。

裏面も

 

ついでにビクトリーセイバーとも比較。

すこしだけデスザラスの方が大きいでござい。

 

で、パッケージ

いわゆるワカメ陰つまり神作画と呼ばれるときのメカ作画を意識したアニメ風のアート。

裏面

スリーブ内部のパッケージは世界共通ですがロゴは日本語・日本版の「トランスフォーマーV」とでかでか記載されてますな。

 

ついでにビクトリーセイバーと

まあビクトリーセイバーの方とはパッケージの仕様が違うので単純な比較はできませんが、アートの意匠もちょっと違いますな。

 

包装

パッケージ上部を開けて中身を取り出すとこんな感じに3つに分かれてました。

 

一番上の箱の中身

椅子と剣とモーニングスター、金属生命体破壊砲(なんつー物騒な名前だよ)が梱包されてます。近接武器の方に名前があったかどうかは不明。

Vは10年くらい前に一周しただけなので記憶があいまい。

 

続いて細長い箱の方

こちらにはシールド(ビーストモード時の尻尾、イーグルチェスト、タイガーチェストのブレストアニマル2体とシールドの持ち手が。

で、一番大きい箱に本体が。

あと新規に作り起こされたマイクロトランスフォーマーの「ピーポー」と「ボーダー」が。てか司令官邪魔でピーポーが見えない。

余談だがこのマイクロトランスフォーマーが付属することが発表されたのってCFの受付が終わった後だったんですよね。いやまあ思わぬサプライズだったので普通に嬉しかったんですけど、それ受付期間中に告知しておけばもっと増えたんじゃないんかと思わなくもない。

 

ロボットモード

うーんかっこいい。クラウドファンディングだけあって造りが非常にリッチ。

ちなみに武器は全てデスザラス専用の持ち手になっており、マスターピース系で採用されているような、手の平のスリットに武器の凸をはめ込み指の可動で支える方式。

 

ポージング

立膝がぎりぎりに見えますが、膝のロックを外すことで疑似的な二重関節にすることができ、もっと深く曲げることもできます。というかある意味でそれを前提にした造りになっており、椅子に座らせる際は膝のロックを外すように説明書にも記載があります。

 

モーニングスター装備

背中にソードを収めるためだけの接続軸がありマウントできます。結構しっかりハマってます。しかしビクトリーセイバーでは5mm径を採用していたのにデスザラスはそういう「共通規格」による玩具性よりもマスターピースのような単体でのリッチさをコンセプトにしているのが分かる。

 

ブレストアニマル

イーグルチェスト(左)とタイガーチェスト(→)

こいつら地味に変形手順が多くてビビる。ピンも多用してるし、こいつら単体でコアクラスのコストよりもかかっていることは明白。

 

サイズ自体もコアクラス並みにあるのだが、マイクロトランスフォーマーを並べると実はけっこうでかいことが分かる。まあ本体がコマンダークラス相当なのでその胸部を構成するとなればさもありなん。

 

ついでにマイクロトランスフォーマー

ブレストアニマルにすら勝てる気がしない。

 

アロー

そしてタイガーの方はこうして弓にもなる。完全に見立てだし、そもそも銃やらレーザーやらを標準装備している連中が弓矢を使う利点が全然わからないのだが、まあ某愚か者はパチンコ使ってたしなぁ。

肩の部分のパネルを展開することでこのようなポージングが可能になっているのだが、パネルとパネルの隙間を埋めるようなパーツはないので横から見ると結構厳しいものがある。

 

なおイーグルの方も武器に変形する。

片手持ちの謎銃。まあブレストフォースの武器って大体こんな感じだし特にいうことはないか。

 

 

椅子もとい「専用玉座

ちなみにイーグルが乗ってますがちゃんと差し込み軸あるのでただ載ってるだけではな接続されてます。

背面

これ地味に感動しました。ぱっと見だとごちゃっとしてるように見えるんですが、実はすべての武器がしっかりと配置されていてまとまりが良いのです。

 

鎮座

先述したように、膝のロックをはずしてあるのが分かるとおもいます。結構ピッタリすわってるように見えますな。

 

ビースト?モード。てかオルトモード

一応ドラゴン、ということでいいのだろう。しかしこの顔面のデザインの感じ、末期のゾイドを思わせる形状をしている。

変形の大まかな手順は直観通りなのだが、地味に細かいパーツ移動が多い。とはいえ一回説明書を読めばあとはそらでできそうな程度ですが。

 

以下スターセイバーと雑にぱしゃり

うーんかっこいい。やはりライバル同士を並べるのはいいですな。

 

あとマイクロトランスフォーマーを並べてみた。

オーセンティックのオプティマスを持ち出したのは、こいつのサイズが素のセイバーと同じ背丈だから(さっきから写ってるセイバーは太ももを延長するアドオンを使ってます)なのだけれど、スケール表だとセイバーとオプティマスの背丈が一緒なので割といい感じのサイズ感なのかもしれない。

 

合体戦士と

こちらもアドオンを組み込んだユニバースクラシックのブルーティカス

こちらも中々いい感じのサイズ感ではないだろうか。

 

というわけで「デスザラス」でした。

年内最後にこいつを触れたのは良かったと思えるくらいリッチなつくりで、特に思い入れがあるキャラというわけではない(CV青野という渋さは好きだが)というか、むしろブレストフォースの面々とか恐竜戦隊どもの方がコミカルで好きなのだが(そこ、子供だましとか言わない)、こうして手で触れる玩具を経由することでそのキャラクターが好きになるということがままTFにはあるのですが、こんな作りこまれたもんをお出しされたら好きにならずにはいられますまい。

ビクトリーセイバーに関しては正直なところ言いたいことも結構あるのだが、デスザラスが来てくれたおかげで彼の価値もあがったように思える。

まあ来年以降はビクトリーのキャラが出ることはあまり考えられないけれど、和製トランスフォーマーがここまでのコストをかけて作られたということは感慨無量で、それだけでも十分と言える。

何はともあれ2023年を締めくくるに相応しい素晴らしいトランスフォーマーでございました!

11月のゲツマツの多々買い

 

 

気づいたらもう1か月経っていた…。つい数日前に月末に届いたおもちゃを開けたばかりだと思っていたら!

まあ実際、アーススパークが中旬だったり、そもそも発売日ではなくて発送日を後ろにずらして配送してもらっていたりするので実質的には一ヵ月スパンではないのだけれど。

というわけで先に到着したタカラトミーモール限定の連中から。

 

トランスフォーマー レガシー 「VS500コレクション TL - EX11 ギャラクシーシャトル」とおなじく「TL - EX09 シャドウストリップ」でございやす。

まさかスピーディアヴェロシトロンコレクションが全部出るとは思わなかった…ギャラクシーシャトルはいくら和製TFでアストロのリデコとはいえ。ちなみに同じ弾の「クラッシャー」はすでに海外版をだいぶ前に購入しており、モールでは購入していないので割愛。

 

オルトモード

ギャラクシーシャトルはアストロのリデコなのでトリプルチェンジャーゆえ、シャトルモードのほかにもう一つSF機関車モードもあります。

色味が180度変わるのは中々面白い。

 

ロボットモード

アストロトレインにしてもそうなのですが、本来こういう基地系というかアップグレードパーツを持ったキャラクターではないので正直使いどころに困るというか。

いや、小さいTFと絡めるにはいいんだけど装備品として見るとイマイチ使い勝手が悪いというか。

 

で、これがアップグレードパーツをつけた状態

下駄と背嚢(オイ)という二宮金次郎オマージュ。と言うのは冗談にせよ、やっぱり公式に倣った装備の仕方だとナニコレ感が強い。

しかし下駄と背嚢のこの組み合わせって何気にビクトリーセイバーと同じ感じですな。

 

ビクトリーセイバーの名前が出たついでにロボマス版のスターセイバーと比較。

ギャラクシーシャトルはかなり大型のTFでビクトリーセイバーよりも頭一つ分くらいデカいので、CFスターセイバーと並べると違和感バリバリなのでロボマスを並べてみたんだけど、やっぱサイズ比的にはこっちのほうがいいのでは。

 

そして第二弾が到着。とはいえまだ一番のデカブツが届いていないのだが。

アルマダオプティマスに関しては日本限定のスリーブに覆われてました。そういうわけで商品名は「オプティマスプライム(アルマダユニバース) 」なのにでかでかと「コンボイ スーパーモード」の表記が!(品番まで仕様再現してるし)

ではまずスタジオシリーズGEから行ってみましょう。

 

 

 SS GE-05 クリフジャンパー 

ロボットモード

バンブルビーの頭部リデコにつき基本的な仕様は同じ。ただバンブルビーに比べると変形が幾分やりやすかった気がしなくもない。単なる慣れかもしれませんが。

ユナイテッド版では頭部がG1に近いものだったのでこうしてちゃんと劇中に寄せた形で出されたという意味ではバンブルビーよりは評価甘めになってるかも。

 

差し替えギミックも御覧の通り。

付属品もバンブルビーと同じ。

 

で、比較

緩く世界観が繋がっているらしいWFC~FOCとプライム世界。その一つの論拠がクリフジャンパーの頭部のデザインというのがある(と思っている)わけで、プライム型とも一緒に並べてみました。

こうしてみるとプライム版(テラーコン仕様なので紫のクリアパーツですが)は頭が小さいですな。というかSSGEのDXクラス連中がボイジャー連中に比べて頭身が低いのが問題なのだが。

 

オルトモード

バンブルビーと同じSFカーモード。ボディが赤いのでインシグニアがわかりづらいけれどこの程度の画質でも判別できる程度には色味が違いますな。

 

続いて「 SS GE-04 メガトロン」

ロボットモード

立ち姿は中々。ユナイテッド版と比べてしまうとフュージョンカノンの小ぶりっぷりというか造形のだるさ(黒でベタ塗りだし)とかちょっと気になるものの概ね素立ちは悪くない。

 

ところがどっこい

先行レビューで知ってはいましたがこいつ全然膝が曲がらないのである。右足が限界まで曲げた状態なのだが、これ45度も言ってないんじゃなかろうかという具合。というのも膝裏に突起があるからなのだけれど、オルトモードの変形時に必要になる部分なのかなと思ってとりあえず一度変形させたのだが「これ関係なくねぇ?」というのが正直なところなのだ。いや、実際どうなのかはちゃんと検証しないとわからないのだが、ともすれば突起部分を削り落としてしまっても特に問題ないようにも思える。

だとしたらこの突起は何のために必要だったんだよということになるんだけど。

 

比較

ほぼ文句なしのSSGEオプティマスと。

オプの方がマッシブではあるものの背丈ではメガトロンの方が若干高く、全体的なVOLUME自体も負けていない。

 

オルトモード

SFタンクなのだが、相変わらず砲身は差し替え。ここもどうにかならんかったのかなぁと。まあメイスを差し込んでいる部分に砲身を付けていたので、心の目で見れば実質差し替えなしと考えることも可能。

というか、砲台部分が回らねぇから砲身の向きを変えるならむしろそっちの方がいいという。

で、ちょっと気になったのが裏面のスッカスカ具合。

いやうん、なんかオルトモードの時にキャタピラの隙間からちらちらと見えてしまって気になってしまうんですよね、このスカスカ具合。

なんかコロ走行できないし(劇中でもホバーっぽく移動してたからまあそこは仕方ないのかもだが…じゃあ何のためのキャタピラだよとなるが)、なんか色々と片手落ち感。

 

クリフジャンパーと並べる。やっぱりクリフジャンパーもバンブルビーボイジャークラスの連中に比べて頭でかすぎだろ。ていうかWFCのバンブルビーは確かにG1に比べると割と大きめの体躯ではあったのだけれど、ここまでだったかな…というか、SSGEはボイジャークラスの連中が明らかに小さいんですよねぇ。

GENERATIONラインの同キャラと並べると明らかに頭1.5個分くらい小さいし。オプティマスはそれでもボリュームがたっぷりだから仕方ないと思ってたのだけれど、メガトロンに関しては疑問符がつく。

 

ではお次は86シリーズへ。

「SS-112 ブローン」

ロボットモード

まあ背中のガワの変形は俺変形にしてるんですけどね。

普通の変形方法だとお尻の後ろにまでガワがはみ出てしまってちょっとダサいのでバックパックぽくしてみたのだった。これもこれでアンバランスではあるんだけど。

どうでもいいがスタジオシリーズなので背景ボードが付いているのだが、映画本編での彼の出番というのは登場から即射殺されるというだけなので、この背景ボード観てると死に際がちらついてしまう…プロールとかハイドとかもそうだけど。

 

オルトモード

玩具に近いデザイン。一応モチーフはジープらしいのだが、こんな車輪の部分だけサイドにはみ出してたか?という気がしなくもなく、その辺はやはり実写よりもオリジナルの玩具の方に寄せている気もする。

 

レジェンズ版と比較

レジェンズ版はサイズこそコアクラスより気持ちボリューミーな程度(当時はレジェンドクラス扱い)で変形も簡易なのだが、その分ヘッドマスターを乗せられたり実はプレイバリューだけで言えばSSよりもあるんじゃないかと思ったり。

ビークルモードでも

こうして並べるとやはりSSの方はかなり玩具的アレンジが加えられているのが分かる。MPバンブルver2みたいなコンセプトなのでしょうな。

 

ミニボットと

足掛け6年くらいですがミニボットが着々と揃ってきました。撮った後にコスモスを出し忘れてしまったことに気づく。ハッファーやパイプスなんかよりはるかにキャラとして濃いのに…。

そして残すミニボットはパワーグライド。

 

次は実写SS

「 SS-113 ライノックス」

ロボットモード

すげぇ逆三角形体型。劇中での活躍があまりなかった(そもそも台詞すらなかったよな)のでこんな感じだったかと言われるとあまり覚えてないんだけど、色味自体はメインラインよりも似ている気がする。

 

ビーストモード

メインラインとも違う変形手順なのに驚いた。

もちろん共通する部分は多々あるのだけれど、この短期間で同じキャラクターの同じ価格帯なのにここまで変えてくるというのは中々どうして侮れない。

変形の面白さという点だけで言えば今回はこのライノックスが一番かもしれない。

 

 「トランスフォーマー ビーストウォーズ アゲイン」BWVS-04 執念の対決

こっちは単なるリカラーなのでとりあえず一枚だけ。

 

 

ではいよいよ本命。レガシーシリーズから

「 TL-48 オプティマスプライム(アルマダユニバース) 」

パッケージではこんな状態で収められていました。

オルトモード

何を積んでいるのかよくわからないトレーラー部分はパッケージに収められた状態だと連結できず、じつはちょっと変形を加えなければならない。連結もちゃんと差し込むというよりはだぼだぼの溝に凸を入れる感じ。

ホットロッドと

上手い具合にトレーラーの上に乗るのだが、これはそういうためのトレーラーなのかよくわからない。

 

ロボットモード

キッカーの武器もってるけど、これ自体は付属しませんねん。

胸のフロントパーツがテンションに負けて上手くハマらない以外は特に不具合はない感じ。

変形・合体の仕様上、腰の回転はなし。まあこれは仕方ないかな。

 

比較

アルマダユニバース連中と比較。ノーマルの状態だとメガトロンの方が頭一つ分くらいデカいですな。アニメ劇中だと両軍のリーダーここまででかくなかった気がしますが。

 

スーパーモード

というわけでトレーラーと合体した状態。こちらも腰の回転はなく、これまでのコマンダークラスでは手を握る際に5mm受けがスライドして出てきて指を開いた際はそれが隠れるという近年での大発明ギミックがあったのですが今回はオミットされてます。指の可動自体はあるものの、これは残念極まるというしかない。

まあメナゾールからさらに金型の数減らされたと言ってたから仕方ないんだろうけど、ジリ貧が過ぎるんだよなぁ。メナゾールの時点で指の可動がそもそも削られてたことを考えれば指が動くだけマシなのかもだが。クラファンレベルじゃないともうきついのか。タイタンクラスも指の可動がしょぼいし、ハズブロはほんと……。

とはいえこのサイズで合体形態ということを考えれば申し分ない

 

というわけで11月分はこれでひと段落……ではないんですな。

あともう一体、デカブツが残っているんだなぁ

 

タイタンクラス「 TL-49 ネメシス」

が、それなのだ届いたもののまだ開けられておらないので次回に回すことにしやす。