さあさあ、というわけで2023年もいよいよ最後ということで滑り込みで今年最後のブツを開封したいと思いませう。
先月までのラッシュがウソのように今月はTFの品が少なく、なんと通常販売品に限るとスタジオシリーズのコアクラス「バンブルビー」だけ。もちろんそれも買ってはいるのだが、BWAの発売延期のあおりを受けてバンブルビーも来月送りということに相成り、そんなわけで今回はタイトル通りクラウドファンディングによって商品化された「トランスフォーマー レガシー TL-CF2022 デスザラス」にすべてのリソースをぶっこんだ。
パッケージもといスリーブ
このスリーブはジェネレーションセレクトから使われているCG?モデルのスリーブで、たしか日本国内限定でのもののはず。
裏面も
ついでにビクトリーセイバーとも比較。
すこしだけデスザラスの方が大きいでござい。
で、パッケージ
いわゆるワカメ陰つまり神作画と呼ばれるときのメカ作画を意識したアニメ風のアート。
裏面
スリーブ内部のパッケージは世界共通ですがロゴは日本語・日本版の「トランスフォーマーV」とでかでか記載されてますな。
ついでにビクトリーセイバーと
まあビクトリーセイバーの方とはパッケージの仕様が違うので単純な比較はできませんが、アートの意匠もちょっと違いますな。
包装
パッケージ上部を開けて中身を取り出すとこんな感じに3つに分かれてました。
一番上の箱の中身
椅子と剣とモーニングスター、金属生命体破壊砲(なんつー物騒な名前だよ)が梱包されてます。近接武器の方に名前があったかどうかは不明。
Vは10年くらい前に一周しただけなので記憶があいまい。
続いて細長い箱の方
こちらにはシールド(ビーストモード時の尻尾、イーグルチェスト、タイガーチェストのブレストアニマル2体とシールドの持ち手が。
で、一番大きい箱に本体が。
あと新規に作り起こされたマイクロトランスフォーマーの「ピーポー」と「ボーダー」が。てか司令官邪魔でピーポーが見えない。
余談だがこのマイクロトランスフォーマーが付属することが発表されたのってCFの受付が終わった後だったんですよね。いやまあ思わぬサプライズだったので普通に嬉しかったんですけど、それ受付期間中に告知しておけばもっと増えたんじゃないんかと思わなくもない。
ロボットモード
うーんかっこいい。クラウドファンディングだけあって造りが非常にリッチ。
ちなみに武器は全てデスザラス専用の持ち手になっており、マスターピース系で採用されているような、手の平のスリットに武器の凸をはめ込み指の可動で支える方式。
ポージング
立膝がぎりぎりに見えますが、膝のロックを外すことで疑似的な二重関節にすることができ、もっと深く曲げることもできます。というかある意味でそれを前提にした造りになっており、椅子に座らせる際は膝のロックを外すように説明書にも記載があります。
モーニングスター装備
背中にソードを収めるためだけの接続軸がありマウントできます。結構しっかりハマってます。しかしビクトリーセイバーでは5mm径を採用していたのにデスザラスはそういう「共通規格」による玩具性よりもマスターピースのような単体でのリッチさをコンセプトにしているのが分かる。
ブレストアニマル
イーグルチェスト(左)とタイガーチェスト(→)
こいつら地味に変形手順が多くてビビる。ピンも多用してるし、こいつら単体でコアクラスのコストよりもかかっていることは明白。
サイズ自体もコアクラス並みにあるのだが、マイクロトランスフォーマーを並べると実はけっこうでかいことが分かる。まあ本体がコマンダークラス相当なのでその胸部を構成するとなればさもありなん。
ついでにマイクロトランスフォーマーズ
ブレストアニマルにすら勝てる気がしない。
アロー
そしてタイガーの方はこうして弓にもなる。完全に見立てだし、そもそも銃やらレーザーやらを標準装備している連中が弓矢を使う利点が全然わからないのだが、まあ某愚か者はパチンコ使ってたしなぁ。
肩の部分のパネルを展開することでこのようなポージングが可能になっているのだが、パネルとパネルの隙間を埋めるようなパーツはないので横から見ると結構厳しいものがある。
なおイーグルの方も武器に変形する。
片手持ちの謎銃。まあブレストフォースの武器って大体こんな感じだし特にいうことはないか。
椅子もとい「専用玉座」
ちなみにイーグルが乗ってますがちゃんと差し込み軸あるのでただ載ってるだけではな接続されてます。
背面
これ地味に感動しました。ぱっと見だとごちゃっとしてるように見えるんですが、実はすべての武器がしっかりと配置されていてまとまりが良いのです。
鎮座
先述したように、膝のロックをはずしてあるのが分かるとおもいます。結構ピッタリすわってるように見えますな。
ビースト?モード。てかオルトモード
一応ドラゴン、ということでいいのだろう。しかしこの顔面のデザインの感じ、末期のゾイドを思わせる形状をしている。
変形の大まかな手順は直観通りなのだが、地味に細かいパーツ移動が多い。とはいえ一回説明書を読めばあとはそらでできそうな程度ですが。
以下スターセイバーと雑にぱしゃり
うーんかっこいい。やはりライバル同士を並べるのはいいですな。
あとマイクロトランスフォーマーを並べてみた。
オーセンティックのオプティマスを持ち出したのは、こいつのサイズが素のセイバーと同じ背丈だから(さっきから写ってるセイバーは太ももを延長するアドオンを使ってます)なのだけれど、スケール表だとセイバーとオプティマスの背丈が一緒なので割といい感じのサイズ感なのかもしれない。
合体戦士と
こちらもアドオンを組み込んだユニバースクラシックのブルーティカス。
こちらも中々いい感じのサイズ感ではないだろうか。
というわけで「デスザラス」でした。
年内最後にこいつを触れたのは良かったと思えるくらいリッチなつくりで、特に思い入れがあるキャラというわけではない(CV青野という渋さは好きだが)というか、むしろブレストフォースの面々とか恐竜戦隊どもの方がコミカルで好きなのだが(そこ、子供だましとか言わない)、こうして手で触れる玩具を経由することでそのキャラクターが好きになるということがままTFにはあるのですが、こんな作りこまれたもんをお出しされたら好きにならずにはいられますまい。
ビクトリーセイバーに関しては正直なところ言いたいことも結構あるのだが、デスザラスが来てくれたおかげで彼の価値もあがったように思える。
まあ来年以降はビクトリーのキャラが出ることはあまり考えられないけれど、和製トランスフォーマーがここまでのコストをかけて作られたということは感慨無量で、それだけでも十分と言える。
何はともあれ2023年を締めくくるに相応しい素晴らしいトランスフォーマーでございました!