戦え!ハイパー金属生命体

積んでしまった玩具の山を崩そう

4月のゲツマツは〜

少なめ。いや本当はビースト覚醒の方をやろうと思ったのだが、いかんせん力尽きてしまったので今月はこいつらだけにした。

ということでコアクラス2体のレビューをば。

「SS-102 ランブル(ブルー)」と「SS-101 レーザービーク」でござい。ランブル(ブルー)という表記はTFファンなら笑える部分なのだが、どういうことかというと同型の色違いである「フレンジー」というカセットロンがいるのだが、これが当時のアニメ吹き替えでは「ランブル」という名前で、この「ランブル(ブルー)」というのがフレンジーという名前だったわけですね。要するに双子キャラ(正確には全く違うが)の名前が国内導入時に入違ってしまったというわけですね。雑すぎる。

 

 

ということでおさきは「レーザービーク」。ピンク(というかマゼンタ?)カラーのバンブルビーなのだが、これは「ダークサイドムーン」にて諜報活動をしていた際に子供サイズのバンブルビーに化けて内通者の子どもと戯れていた際の姿ということになる。

あのシーン観た時「バンブルビーってそんなファンシーな見た目じゃねぇだろ…」と思いながら観てたのですが、化けるにしてももっとかわいい見た目にすればいいのに。

なお、すでにこの型を使った(であろう)バンブルビーのが出ることも先日のハズブロパルスで発表された。エリータワンとミネルバの例もそうだが、本位としてはあるキャラクターの型として開発されたものを、本来ならリデコ・リカラーとして後発として出るであろうキャラクターが先行して発売されることがここ数年はあるのだが、狙いがよくわからん。いや、型を使いまわして使い倒してやろうということなのだろうが。

アクション性はハッキリ言って低い。同シリーズ・同クラスの他のキャラと比較しても低い。背中のガワが干渉するし、膝の部分がピン打ち軸可動(妙にキツいんだけど)な上に位置も高いからあまり動かしやすいとは言えない。

 

 

ほとんど拡大しただけと言える元ネタのサイバーバース(EZコレクション、レジェンドクラス)のバンブルビーと比較

御覧の通り、ほとんど拡大しただけというのがお分かりだろう。まあはっきり言って舐めてるよね。

スタジオシリーズでワーストの出来栄えと言っていい。はっきり言って「何でこれで出したの?」と。サイバーバースから10年以上が経過しているのに、それの拡大しただけってアンタ。そりゃ「スタースクリーム」の例とかあるけれど、あれは(実写の方は)少なくとも元の型がそこそこよくできていたし、それのブラッシュアップとして、ほかのキャラクターと並べて違和感のないサイズという意味において許容されていたものだと思うのだが、こいつぁどうだ? 

そりゃまあ肩と肘と頭の可動は増えたけれど、下手に拡大したせいでスタイルの悪さが際立ってるし、サイズ感もひどい。せめてスカウトクラスくらいあればほかの実写系と並べることもできたろうが、絶妙に小さいしそもそも出来がひどいので並べた時に浮くよこれ。

 

それでもまあ、無理やりレゾンデートルを見出すとするなら、DOTM時のDXクラスオプティマスと並べたときはぴったりフィットするということくらいだろうか。

本当、こうしてみるとマッチしてるんだけれど、問題はほかに上手い具合にフィットするキャラがいないということだ。

ぶっちゃけレーザービークは本当にダメダメ。今までのコアクラスは、ボイジャークラスを縮小しつつできる限りそのエッセンスを取り込んで遊びやすくするような手触りだったり、あるいはコアクラスならではの特殊な変形パターンを見せてくれたりの意欲的なものが多かったはずなのだが、レーザービークに関してはなぜかその逆でパターンで来るという。

しかし思い返せば、実写系のコアクラスは割とそんな感じだった気がする。といっても実写系のコアクラスといえば(サウンドウェーブのおまけ)としてのラヴィッジだったり、トランスフォーマープライムのコマンダークラス ショックウェーブの変形パターンを踏襲しておきながらなぜか一部差し換えしなければならない劣化していたり、結構ハズレが多い。ROTBのアーシーはまだ触っていないのだけれど、あれももうちょっとどうにかなったのではという感じが、先行レビューを観ている限りだと思わなくもないのだが、はてさて。

 

さて、そんな大外れのレーザービークのお次は「ランブル(ブルー)」

 

ちっせ!

いや本当に小さいな君!。サウンドウェーブの胸に収まるためとはいえ小せぇ!

どれくらい小さいかと言うと

同じくコアクラスのオプティマスと並べてもこんくらい。半分くらいの高さ。もちろん、付属パーツがほかのコアクラス連中と比べてもプラスチックを使っているのがわかるので、全体としてのボリュームは決して少なくはないのだけれど。

 

武器はこんな感じで腕に取り付ける感じ。

 

ランブルといえばのハンマーアームが付属しているのは素直にうれしい。シージ版ではディティールこそ緻密だったが、シルエットがもっさりしていたし、そもそも海外限定のジェネレーションズセレクト枠だったので入手難易度が無駄に高いという。

 

シージのランブル(レッド)と

わかりづらいが頭が一個分くらい違ったりする。

足の長さが一番違うところでしょうか。変形パターン自体はほぼ同じ。であるがゆえに頭一つ分身長をかさ増しできてるのはすごいというべきか。

 

ブラスターに付属のイジェクトと。身長はほぼ一緒なのだが、イジェクトの方は腕もボールジョイントになっていて結構よく動く。本体だけの完成度で言うとあくまでオプションにすぎないイジェクトの方が高いんだけど…これでボイジャークラスのブラスターとセットで4k程度と考えると、この数年でのコスト高の影響が分かるような。

いやまあ、アームとか付属品あるから単純な比較はできないとはいえ。

 

カセットモード

サウンドウェーブ、ブラスターの胸部に収まるように設計されているのでカセットモードでのサイズは他と同じという。

 

ネトフリ版の音波が出しづらいところに保管しているので代理としてブラスターに。御覧の通りぴったりフィット。

 

で、その後掃除していてネトフリ音波を取り出せたので正しい組み合わせでぱしゃり。

うむ。落ち着く。

 

 

口だけのイカサウンドVSサウンドシステムの面汚し

カセットロンの充実具合に比べてカセットボット連中の少なさに泣けてしまったので、増援部隊としてパワーマスターをブラスター側に配置。

やはり音波がシージ型のリデコなのがちょっとモやる。そのくせ今では入手難度が高いというのもあってランブルブルーの真価を発揮させるのがいかんせん難しいというのがネックだし。SS86で今後出るかわからんのですが、とりあえずアクセサリーとしてのコアクラスの需要もあるとは思うので、今後もこういう形でミニボットなんかを補完してくれると嬉しいなぁ。