戦え!ハイパー金属生命体

積んでしまった玩具の山を崩そう

3月!多々買え!

毎度のことながら気づいたら月末になっている。恐ろしい。某芸人曰く、春が来たらもう年末、とかなんとか。

本当は別記事を書こうと思ったのですが、力尽きて月末に届いたものの開封作業記事に。

 

というわけで今月買ったもの。

レガシーから「(ドラゴン)メガトロン」と「ブレークダウン」

SS-86から「ウィーリー」と「ラチェット」

SSからは「フォーレン」

レガシーエボリューションから「レオプライム」「ホットショット(アルマダ)」「ニードルノーズ」「ターン」

MPMから「ネメシスプライム」

と、カテゴリーを細かく分けるとかなり分割されている。もっとも日本だけ別に設けているものもあったりするのでSSなんかはナンバリングが違ったりするのだけれど。

 

というわけで検品がてらてきとうに写真を。

まずは

・MPM-12N ネメシスプライム

正直、リカラー元のオプティマスの出来栄えがいまいちだったのでこれは買うかどうか迷ったのだけれど、いつもなら展開しているはずのビーオプのネメシスカラーというのが地味に公式にはこれくらいしか出ておらず、物は試しに(というには金額がでかすぎるのだが)ということで買ってみたのだった。

 

ついでにその微妙な出来のオプティマスと。

アップグレードキットで頭とか太ももとか肩のパーツとか指とか結構差し換えているので細かい部分が違ってますが…まず身長からして違うという。

 

ビークルモード

相変わらずの猫耳なのですが、黒色になったことであまり目立たなくなった印象。武器をマウントさせると色が同じで同化するので余計に目だたなくなるという。まあビークルの処理はSSの方がはるかに良いのですが。

で、実際に触ってみると可動面での難はやはりいかんともしがたいのだけれど、カラーリングのおかげでオプティマスよりも好きになった。

 

お次は

TL-22 ホットショット

ヘケヘケに続いて2度目のリメイク。ヘケヘケ版はオリジナルに比べてかなりスタイリッシュになっていたのだけれど、こっちは頭身など少しずんぐりさせてより劇中に近づいたシルエットに。マイ伝は一度通して観たくらいなのでそこまで印象はなかったりするのだけれど、昔からこのキャラクターは好きだったりする。

 

スーパーリンク キッカーに付属のメッキましましのエネルゴンセイバーと

厳密にはホットショットがアニメ劇中で手にしたマイクロンのスターセイバーとは違うのですが、形似てるのとそもそも私が所持していない(色違いはあるが)というのもあり代役で。しかしサイズ的にはこっちの方が適しているし取り回しも良いので持たせるのはこっちの方がいいかな。

 

ビークルモード

ビークルスーパーカー。そして地味に再現されるマイクロンジョイント。マイクロン三部作から実写二作目あたりまでのマイクロンジョイントは単純な5mm径・軸ではなくドーナツ型のものになっているので、受け側となるマイクロン本体を接続するには中心部がくりぬかれた形のこのホットショットのようなジョイントがなければならないという。

パートナーマイクロンのジョルトですが、探せばあるかもしれないけれど探すの面倒なので今回は割愛。というか、ヘケヘケリメイクのときにはついていたのになぁ……。

 

前月発売のアルマダスタースクリームと。

設定資料からは二人の身長はほぼ同じだったりするのですが、玩具だと御覧の通りの身長差。まあデラックスクラスとボイジャークラスなのでサイズ同じじゃ困るのですが。

というわけでホットショットですが、特にひねったこともなく比較的オーソドックスな変形パターンだったりでそこまで癖はないのですが、ビークル時のフロントに接続するエンジン兼武器のはめ込みがきつく、一々取り外すときにゴリラパワーを使わなければならないのでちょっと気を遣う。あと足のガワの処理が結構雑なので、この辺は可動域の確保のために自分は横に逃がしているのだけれど、もうちょいどうにかならなかったかこれ。

 

お次はTL-23 ニードルノー

はい。まったく知らないキャラです。G1のときに海外でのみ発売されたターゲットマスターのキャラクターということで、今回が正統なリメイクということなので、はっきりいってそこまで知名度も人気もあるキャラクターではないのではないかと。少なくとも日本では。とはいえ、このカラーリングは嫌いじゃない、というか割と好きだったりするので、迷うことなく購入した。ターゲットマスター2体付属というプレイバリューもあったので。ターゲットマスターは黒い方がジグザグ、紫の方がサンビーム。もちろん知らないキャラ。

しかしこっちには付属するのにホットショットにはマイクロンつけないんか…。

 

 

ビークルモード

ジェット機。何かモチーフがあるのかもしれませんがよくわかりません。

説明書にあったタゲマスの接続の仕方。

何となく推進力が上がりそうではある。

こちらもBWスタスクなどの変形パターンを思わせるオーセンティックなプロセスを踏む感じで、デラックスクラスとして扱いやすいTF。ちょっとスカスカ感もありますが、手元でいじるには良い感じ。

 

 

TL-24 ディセプティコンブレークダウン

はい、割と賛否両論というか否の意見多めのブレークダウン。というのも、スタンティコンの構成メンバーであるほかの4体は完全新規で作り起こされたのに対し、こいつだけはワイルドライダーのリデコで済まされてしまったからなのである。しかもよりによって最後にお出しされた、というのもあって台無しという意見も見かけた。

個人的にはしょせん合体要員だし(無慈悲)そこまで気にしてはないのだけれど、実際に触ってみるとまあ確かにもやもやする部分もあったりする。それは後述するが、とりあえずリデコ元のワイルドライダーと。

なんでモードを合わせなかったのかと今になって気づく。というわけで、合わせてみる。

ビークルモード

まあぱっと見は違和感ないのだけれど、オリジナルではランボルギーニカウンタックに変形し、そのためウイングもついているのだが、このウイングの処理に関しては私も正直どうかと思っている。変形させるときに一々取り外さないといけないし、武器として持たせるにも意味不明すぎるので、ここはもう成型しちゃえばよかったんじゃないかと思う。

 

で、ようやく全員揃ったのでメナゾールことメナソーを。

まあアップグレードキットつけているのあしからず。アドオンのおかげで足が長くなってスタイルが格段に良くなったのと指が動くようになった(代わりに5mm武器が持てなくなった)。一長一短ではあるが普通に良いものではある。

が、ブレークダウンとワイルドライダーの両足組は、原作再現のためにふくらはぎ側に配置されるため正面からだと見えないという。この辺のとんちきな感じがいかにもTFって感じがして面白い。

というわけで背面からも

CW・UW時とはそもそもコンセプトが違うので一概には言えないが、スクランブルをオミットしたことによる恩恵は色々とあるので、ありありのあり。

 

 

TL-26 ディセプティコンターン

はい、満を持しての登場ですね。まあ邦訳も出ているとはいえ国内で知ってる人はどれくらいいるのだろうか。というと、まあそのデザインやキャラクターについては昔からやべー奴としてTFファンからは認識されていたので知ってる人は多いと思う。てか顔がエンブレムだし。本来はこのエンブレムはマスクであって素顔が別にあったりするのだけれど、今回はそういうマスクオフギミックなどはなし。

その代わり、というわけでは決してないが、限られた大物にだけ許される指の可動がある。だから何だと言われればそれまでなのだが、これがあるのとないのとでは細かい表情づけが変わってくる。というか、単純に特別感が増すので。今のところではERオプティマス型、G2ジアクサス、ホットロディマス、ロディマスプライム、CFスターセイバー、ジェットファイヤー型などなど、要するに大ボスかコストをかけられるコマンダークラス以上の連中にだけ許されたものなのだ。

 

なんとなく色味が似てる武器を持たせる。

わかりづらいが片足立ちで自立しているのですが、おわかりだろうか。あんまこういうキャラではなかったような気もするが。

 

ビークルモード

SF戦車。というかタンク。コロ走行ギミックはなし。地味に悲しいのだが、まあ実際に触ってみるとわかるのだけれど、この劇中再現度を実現するためにかなりコストの割りふりに苦戦したのだろうな、というのがわかる。ターンに限った話ではないが、昔であればここは絶対にピン打ちしていただろうという部分の大半がはめ込み式だったり、そもそも本体の厚みがうすかったり、見た目のカッコよさやスタイリッシュ・可動範囲に反してその触り心地はややビンボッチャマな印象を受ける。

とはいえ決して悪いものではないし、なにせファンの待望のキャラクターだけに玩具となった意義は高い。

 

TL-25 レオプライム

さてこちらもある意味では待望されていたライオコンボイことレオプライム。

レオプライムという名前でのリメイクは結構な頻度でされているのだけれど、今回のような正統派なリメイクはロボットマスターズ版(の実質再販であるTF司令官コレクション)以来。

こちらもオリジナル版・ロボマス版と大まかな違いはそこまでなく、正統派ブラッシュアップと言った印象。

 

というわけでロボマス版と比較。

ほかにもレジェンズ版やプライム版も持って入るのだけれど出すのが面倒だしコンセプトが違いすぎてあまり並べる意味がないのでロボマスとだけ。

こうしてみるとロボマスの方がむしろロボットモードのシルエット自体はメリハリがついていてスタイリッシュではあるのがわかる。まあ腕がちょっと長い気もするけど。

また、下腕についているビースト時のタテガミのパーツがどちらとも展開して武器に見立てられるようになっているのだけれど、ロボマス版の方が爪っぽい流線形になっていたり、単純に甲乙つけるのが中々難しい。また、実際に触るとわかることなのだけれど、今回のレガシー版のレオプライムはプラスチックが安いっぽいというかあきらかに貧弱。これは後述するメガトロンもそうなのだけれど、プラスチックの質が明らかに脆いものになっている。多分軽く力を入れただけでもすぐに白化してしまうだろう。特に腕周りのパーツはポーズづけの際に逃がす必要があるのだけれど、間違ってボールジョイントの方向を間違えると白化間違いなし。下手すると折れるというかひん曲がる。

そういう意味では少し気を遣う。

 

ビーストモード

情報が出た時散々弄られたリアルフェイス。一部ではハガレンのニーナとアレキサンダーのキメラバージョンにリデコする業の者などもいたりするのだが、それはそれとしてまあ確かにシュールな佇まいではある。色味がファンタジーな割にリアルフェイスだからかもしれない。あと瞳か。

ロボマス版とも。さすがにこちらに関してはレガシー版が圧倒的。ロボマス版がアニメを意識しているというのもあるのだが後ろ足の処理や前足の処理などはさすがにノウハウの蓄積が違うので。

 

TL-21 メガトロン

こちらもある意味では満を持したものだといえる。オリジナルのドラゴンメガトロンは中古市場で高値がついていたこともあり、そういう意味でドラゴンメガトロンを初めて触ったという人はいるのではないだろうか。というか自分がそうだ。いや、正確には幼少期、学童クラブに通っていたときに共用玩具の中にドラゴンメガトロンがいたのだけれど(赤い限定版のパワードコンボイもいた)、当時はあまりそういうもので遊んだ印象はなかった。

というか、メタルスも多分ちゃんと観ていない…というか、CG版のBWは多分最後まで観ていないと思う。むしろセカンドの方が見ていた記憶があるにはある。

武器などはありませんが炎のエフェクトが付属。

 

最後の騎士王リーダークラスメガトロンに付属のエフェクトとはこんな感じで結構違ったりする。↓

もちろん軸の径自体は同じなので差し込むことはできるのだけれど、口の奥の穴の向きがやや斜めになっているためどうしてもこんな感じで山なりに角度がついてしまうのがちょっと惜しい。

 

炎を持たせるというのはよくわからないのだが、エンチャントファイアの棍棒とか結晶化したブレスとか、そんな感じで。

 

ついでに、こいつが出たことでおそらくリメイクの機会が失われたと思われるメタルス版(ジャンクのニコイチ)と。

よく考えたら本体部分がプレダコン(プレジトロン)でメタルスメガトロン部分尻尾と片側の肩だけなので実質プレダコンやんけ、となるのだがまあ良いだろう。

というか並べて気づいたが久々にリーダークラスとして納得のサイズ感。

 

ビーストモード

すまん、普通にかっこいいわこいつ。ドラゴンメガトロンを触ったのが初めて……じゃねえわ、よく考えたら。マシーンズ版のDXクラスのやつ先に触ってたわ、一応。

だもんで変形パターン自体は割と同じ感じなのだけれど、細かい部分の収納やボールジョイントの多用による首や尻尾の表情付けがしやすいのが良い。BW時期はG2以降のポーザブル仕様を意識していたこともあってボールジョイントを多用していたのだけれど、今回のドラゴンメガトロンもそういった趣を思わせる。

 

そして問題(?)のSS-100 フォーレ

死んだ顔がはがされた状態で梱包されている。なんでやねん。

武器と顔のパーツが別に入ってるので仕方ない。

 

というわけで取り付けてロボットモード

さすがSSといったところだろうか。とはいえ、リベンジ期のフォールンも割と劇中に近いシルエットではあった。

というわけで比較

久々に取り出したら接続軸が折れてた…。

頭頂部の差は結構あるけれど、実際のボリューム感としてはそこまでの違いは感じない。が、リーダークラスとボイジャークラスなんだよなぁ、こいつら。

そもそも劇中では変形していないのでビークルモードをある程度でっちあげることができるがゆえにロボットモードの再限度を高められたのも要因としてあるだろうから、その意味では大幅なブラッシュアップというよりは細かい部分の修正といった風。実際変形パターンもほぼ同じですし。

リベンジ期の方はメックアライブ機構を搭載しているため、足の指の部分にスプリングが仕込まれており地面から離すと自動で足が閉じるという、まあぶっちゃけ遊びにくいことこの上ない仕様になっておりまして、フローズンメガトロンも同様の仕様なのでこれは師弟の共通点として微笑ましくもうざったいと当時から思っていたので、今回改めて玩具としてではなくアクションフィギュア性を高めたSSとして出しなおされた意義はある。

どうでもいいがバイオニクル

ビークルモード

御覧の通りシルエットもほぼ同じ。一応コンセプト自体はあったようなので、それに基づいているということなのでしょう。

今回、腕から同体に引っ付いている筋線維みたいなパーツの処理の仕方がボールジョイント接続になっていて、それなりに可動域を確保できるようにはなっているのだけれどそれでもやはり可動域が十分にはとれないため腕周りを動かそうとするとジョイントが外れて結構ストレスフル。デザイン上仕方ないとはいえ、せめてもう一か所ボールジョイントがあればなぁと思う。

 

以上、今月買ったものでした。

コアクラスのウィーリーとラチェットも一応触ってはいるのだけれど、今回は割愛。というか力尽きた。どちらも良い物ではあるので、損はないと思う。

来月はビースト覚醒の玩具もどさどさ来るので色々と準備せねば。