戦え!ハイパー金属生命体

積んでしまった玩具の山を崩そう

11月の多々買い

ネットで購入していたのがようやくさっき届いた。おかげで発売日から1日遅れてしまったが、とりあえず不良確認もかねてパシャリ。

今月は意外と少ないかな?

まあ来月以降が大物めっちゃ来るのでそれに備えるためにも少ないのは助かるのだけれど……Twitter観てたらモーマスの腰ゆるゆる個体などもあるそうで、ちょっと怖いのだがはてさて。

また最近は寒くなってきましたので思わずバキッといかないように気を付けなければいけませんし。

とりあえず開封・動作確認ととりあえずの所感をば。まずは実写SSからいってみませう。

ロストエイジ』から「SS-93 ガルバトロン」と『バンブルビー』から「SS-94 サンダークラッカー

ロストエイジは個人的にシリーズでワーストだと思っていて、あんまり見返したりもしないのですがガルバトロンでいうとハイウェイでの戦闘(毎回ハイウェイバトルやってるなこのシリーズ)で乗用車を前屈で真っ二つにしたシーンが印象に残っている。

なのでそれっぽいポーズをとらせてみたのですが、違和感はなく結構良い。

 

のだが、触ってみるとスカスカ感が凄い。特に腕周りの肉抜きがやばい。これはもう完全に個人的な見解なのですが、実写系の特にマイケル・ベイ版のTFはコストカットの余波をかなり喰らっている気がする。ジェネレーション系は手首の回転をするものも多く、そうでなくともパーツが分割されていたりもするのだけれど、このガルバトロンは下腕が一体成型になっておるのです。

 

ビークルモード。スケールの近い人間フィギュアを合わせてみた。もうちょい分かりやすい並べ方にすりゃよかった。あと個体差なのか私の変形手順に問題があるのかツライチにならない。つらい。

ガルバトロンに関しては、比較対象がロストエイジ公開時のボイジャークラスのガルバトロンくらいしかないので、あれに比べればポーザブルだし変形も凝っているしで相対評価としては断然SSの方が上なのだけれど、いかんせん密度感ががが。

ビークル時に武器を余剰にせず上手く収められるのはいいのですけれど、収めるというよりはむしろ空隙を埋めるために無理やりそういう配置にしている感が強く、特にカノン砲の取り付けは奥まった部分に凹があるのでちょっとストレスに。

とはいえ腕周りを除けばそんなに可動に不自由はない(首もボールジョイントなので少しだけど上下に表情をつけられる)し、言うほど肉抜きも許容できないわけではないので適度に遊べて結構再限度が高い実写ガルバトロンとしては上々ではないでしょうか。

 

お次はサンダークラッカー

と愉快な仲間たち。サンダークラッカーのリデコ(というかサンダークラッカーがリデコもといリカラー?)たちと、手前にはパーシャルと思わせといて完全に別物な上にキャラクターとしても所属が別部隊であるブリッツウィング。

ただ一言にリデコ・リカラーといっても羽や武器の向きで差別化されているらしく、画像のやつも一応それを参考に変形させているのですが、まあ小細工ですよね。CGモデルが共通だからこんな一瞬しか映らない連中も正規ナンバリングで出せるので、まあそれはそれでいいんだけれど。ただ地味に単なるリカラーはいないんですよね。スラストにしてもとんがりがありますし、スタスクは顔が違うし。

 

ビークル(オルト)モード

この型もすでに三体目なのだけれど、未だに説明書を読みながらじゃないと変形ができない。それは変形が難しいから、というわけではないんですね。単にロボットモードからビークルモードへの変形のイメージが掴みづらいからなんですよね。ビークルの謎SFジェットのデザインが、実写モチーフのビークルと違ってパーツ配置などが分からないためなのだと思う。とはいえ変形自体は割と面白いのですので嫌いではないのですが。

 

ところでスタジオシリーズ サンダークラッカーですが、実はスタジオシリーズとして出るのは今回が二度目なのですな。というのも、海外のトイザらス限定で割と早い段階で商品化されていたんですね。それがこちら(→)

名義がダークサイドムーン(DARK OF THE MOON)なのでマイケル・ベイバースのデザインに寄せたものになっています。とはいえモノとしてはニトロゼウスの頭部リデコでしかないのですが、その頭部の有機生物感がとてもすばらしい。あと膝上の赤い文字とラインがどことなくエヴァンゲリオンのインターフェースとかにありそうなデザインで好き。

 

そして実写一作目のサンダークラッカーも。これは割と最近中古で買ったもので、劇中再現度という点では今の技術と比べると一歩譲ってしまうのですが、密度感やギミックに加えオートモーフの変形機構など玩具としての楽しさはめちゃんこ良い。あとスタイルも実は結構劇中に近いんですけどね。

また、このサンクラのリカラーとしてスカイワープが海外限定で出ていたりする。

 

ので、そちらもついでにパシャリ。

このスカワも今年の夏に中古(ミサイル欠品)で買ったものなのですが、カラーリングがすごいかっこいい。こうしてみるとスカワのカラーリングがエヴァ初号機と三号機を彷彿とさせる感じだなぁ。

 

そんなわけでスタジオシリーズ実写組でしたが、まあ一体はリデコだし特にいうこともないので脇道にそれまくりましたが、ガルバトロンはまあそもそもキャラクター自体がそんなに人気もないだろうし劇中での変形にしても完全にチョンボだったわけで「まあこんなもんでしょうね」という感じがひしひしと伝わってくる出来でした。可もなく不可もなく。

 

ではお次はジェネレーション系、レガシー勢を。

まずは箱に入っていた状態でパシャリ。ということでモーマスだけビークルモードなのは許したもう。サイズ比較用に近いスケールの人型アメリカントイを配置。どこかで見覚えのあるアテムもいますが細カイ事は気ニスルナ。

 

「TL-12 エリータ-1」

コンセプトとしてはエリータ1のアースモードということなのでしょうかね。日本での放送はおそらくないであろう「Earth spark」でも地球のビークルモードで登場しているのですが、あちらはもうちょっとゴツいオフロードっぽい車で、レガシー版とはまた違った趣に。WFC版はアーシーのリデコだったので、オリジナルのイメージとしては正しいのかもしれないものの玩具としては新鮮味に欠けるものだったで(POTPもスタースクリームのリデコだったし)、今回こうして新規造形で出てきたことはエリータ1好きの人にはウレシイのかもしれない。まあミネルバありきで作っただろう、というのは透けて見えるのだが。

 

可動箇所自体はWFC標準でそこそこあり、手首の回転もあるのだけれど可動域という点では惜しい部分があり、特にTF玩具の可動のメルクマールとして暗黙の了解的に扱われている立膝は厳しく画像くらい横に開かないと無理。

 

武器にエナジョンウェポンが付属。当初はレガシーラインには共通で付属するのかと思ったけれど、別にそういうわけではなく付属するやつとしないやつがいるらしく、とりあえずエリータには付属。画像のは武器をニコイチにした状態で、再度に5mm径があるのでそれに差し込む形。

 

 

ビークルモード

見覚えのある形状ではあるのですがモチーフになった車種はなんなんだろう?

ビークルモードはかなりコンパクト。頑張ればヘッドマスターを乗せられそうな気もするけど無理かな。

 

 

続いて「TL-11 タランチュラス」。日本ではタランスの名前で定着してしますな。

知名度に比してビーストの新規造形で作り起こされるのは初では?緑色のパーツの半光沢感が綺麗。また造形に関してもBWの劇中にかなり近い。

 

 

可動域、可動箇所ともに申し分なく、膝は変形の都合で二重関節になっているので立膝余裕で正座もできそう。ただ肩回りに関してはビーストモードの足が干渉するのでポーズつけるときはうまく逃がしてやらないといけませんな。

 

 

ビーストモード

きめぇ!だがそれがいい

いや、本当にいいですねビーストモード。蜘蛛脚で自立するし造形も申し分ない。実は脚の部分には肉抜きの空洞があるのですが、黒いので画像だとそこまで気にはならない感じ。

 

こんなでかい雲がいたら失神するなぁ間違いなく。余談だが「スパイダー・パニック」というモンスターパニック映画に若かりしスカヨハが出ていて、彼女の疑似リョナがあったりするのだが、あの映画はそういうのを差し引いても割とよくできた映画だった。その映画にはここまで巨大な蜘蛛は出てこなかったはずだけど。

しかしこうなるとインセクター羽我の同サイズのフィギュアが欲しくな…いやいらないか。

と思いつつ羽我のこんくらいのミニフィギュアないかな~とググったら

 

 

 

なぜか羽我のTS画像が。顔はそのまんまなのに悪くないと思ってしまった自分が憎い。まあでも身長低めのカズキングのキャラって結構中性的な気もするのですよね。遊戯にしたって

こんな遊び方する人がいるくらいだし。

 

それはともかく今回の目玉である合体戦士のリーダーにいきましょう。

 

「TL-13 モーターマスター

既述のとおりビークルモードで収納されていたのでまずはこちらで。でかいのだけれど、梱包としては段ボールにむき身で入れられているだけでちょっと心もとない。しかも商品本体が箱の体積に占める割合は3分の1程度という。日本の住宅事情をだなry

しかしトレーラーのサイズに対して車輪が小さすぎる気がする。というか、これはトラック系のTF全般(ってコンボイくらいしかいなかろうよ)に言えることなのだけれど、ロボットモード時の収納の関係なのだろうけれどタイヤ・ホイールのサイズが小さくてちょっとダサいんですよね。

 

というわけで陸の王者決定戦で文字通り正面からぶつかったライバルのコンボイもといオプティマスプライムと。こうしてみるとデザインが結構違いますね。たまにオプのリカラーでモーマスが出たりするのだけれど。

 

ロボットモード

かっこいい!ロボットモード時のデザインの際限のためにパタパタ折りたたんだりくるっと回したりするのですが、個人的にマスターピースコンボイやアーシーに感じたストレスが全然ないのがすごい。ぴったりはまるし、オリジナルのデザインを再現しつつスタイルも良くかっちりしている。中には腰がゆるゆるで回転しまくる個体があったらしいのですが、少なくとも自分のにはそういった不具合はみられなかったのでまずは一安心。

 

 

立膝余裕。さっきはかっこいいと書いたものの、よくよく見ると別に最近のエッジが効いていたりもっとシンプルにかっこいいデザインのロボットに比べると顔とかすごくシンプルだし現代的な価値観でのかっこよさとは違う気がするのですが、不思議とかっこよく映る。

 

武器は剣と銃。なのですが盾にした方が見栄えがいいのでこんな感じに持たせてみた。

 

基地モード

スターセイバー、レーザーオプティマスやフォートレスなんかにもこういった形態があるのだけれど、正直とってつけたような見立てモードであまり好きではないのですよね。これにしてもジョイント接続しているだけだし。まあフォートレスに関しては巨大さによる有無を言わせぬ説得力があるので普通に見れる(のに加えてちゃんと専用の変形機構が設けられている)のだけれども。

 

胸像

ではなく、合体形態メナゾールにおけるコア部分の変形。地味に肩の接続部分が間違ってるのだが、とりあえずヨシ!

腕や足、腰から下の部分はコンテナが担ってくれるのでモーマス本体はこんなもの。

 

てなわけで単体での完全体(不完全合体)

ユナイトウォリアーズとは違って手足連中がいなくてもロボとして見れるという割り切り。

 

サイズとしてはコマンダークラスということもありこれまでの合体戦士相当でボイジャークラスの2倍ほどの背丈。

 

先発で出ていたドラッグストリップとワイルドライダーを合体させてみる。

ドラッグストリップに関しては、一度モーマスの腕を戻して取り付けてからまた伸ばすという工程を踏まなければならないのですが、取り付けてしまえば自然に真っ二つになってくれる。ワイルドライダーはそのまま取り付けられる仕様で、取り付けると押し出し式のボタンと連動して空洞が埋まるようになっています。

にしても合体要員が裏面に回るというのもなかなか斬新ではあるな……

あと本来ならコンテナに余剰が出るのでそれを補うためトランスヘキサトロンみたいな銃座として見立てるようになっているのだけれど、それだと微妙なので自分は展開して背中の5mm径に接続して疑似ジェットパックというか羽っぽくしています。画像だと見づらいけど。

 

さてレガシーモーマスを触った所感としては、まずは不具合がないようで何より。そしてプレイバリューが素晴らしいです。コマンダークラスはそのクラスにふさわしいコストをかけられるためにボリュームがしっかりあって、今までのコマンダークラス同様に満足のいく出来栄えになっとります。

ユナイトウォリアーズのときは手足以外をモーマスが担当していたのでボリュームが足りなかったりそもそもゆるゆるだったり色々と無理があったのだけれど、今回は二度目ということもあってその辺の手足の互換性を排して配置を固定という割り切った仕様に。それが好きではない人もいるとは思うのだけれど、コアロボ部分に合体形態の頭が内臓されているので個人的には余裕でセーフ。非正規だとたまに外付けアーマーパーツに頭部がくっついてるパターンとかあって「わかってねぇな~」ということもありがちなのだけれど、その辺はさすがにはずしてこないな公式は。

またコンテナを導入することで密度を高め合体形態での安定感を優先したことで遊びやすさが段違いに向上している。というかほかの合体戦士も全部こんな感じの仕様で出してくれないかなマジで。

ソース不明なのだけれど某所で聞いた話によるとスタジオシリーズでG1デバスター(デバステーター)のリークがあったとかなかったとか。なのでもし出るとしたらかなり期待したいところである。ユナイトウォリアーズでは一人だけタイタンクラス(のちにプレダキングが同クラスで商品化したけれど)であるため並べた時に違和感があることになってしまったのだけれど、改めてこのメナゾールなどと並べられるサイズで出てくれるのであればそれはそれで大歓迎である。

まあ、ボルカニカスの例を考えるとコアクラスで出てくる可能性もあるが、それはそれで手軽に扱える合体戦士という需要も自分の中には間違いなくあるのでどちらにせよ出してくれるなら買いますよ。ええ。

 

 

というわけで大雑把に開封・不具合ちぇっくでござんした。

しかし今回買ったものに合わせて色々と掘り出してたら大したレビューでもないのに一日かかってしまいました。

今月買ったものでいうとやはりモーターマスターが思った以上に良い出来でぐりぐり遊び倒したい欲求が出てきてたまりません。先行レビューだけ観てるとややスタイルとか気になっていたのだけれど、実物は全然満足です。

と、いいつつすでにメナゾールのアップグレードパーツを購入済みであとは発売・到着を待つばかりなのですが、早く来てくれないかな~wktk